本当のパパは誰なの？ Part2

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涼太くんside





今日は、珍しく撮影が巻いたから
雨も降ってるし早く帰ろうと思って


駆け足で帰ったら龍友くんは帰ってて
玄関には見たことない靴があって
お客さんかな？って思ったら



リビングから声が聞こえて
しばらく体が動かなかった





龍)Aー！！熱くなーーい？


『なんてー？ドライヤーの音で聞こえなーい』






A？あのA？
嘘やろ…思わず関西弁が…



涼)ただいま……


『涼太おかえりなさーーい』


涼)……Aやんな？A？
　 ほんまに？A？


『涼太、驚きすぎて関西弁だよ？笑
　しかも、そんなに疑わないでよ笑』


涼)Aや…おかえりーーーー！


『えへへ…りょーちゃん…ただいま！』


涼)りょーちゃん呼びも久しぶりや…
　 とりあえず、抱きしめていい？


『どうぞ…』


龍)僕も、りゅーちゃんって呼んでよー笑


『龍友は、りゅーちゃんって感じじゃない笑』


涼)帰って来てくれてありがと…
　 で、その際どい服装は何？


『龍友から借りたTシャツおっきいから
ワンピースみたいになってるだけー笑』


龍)気をつけようね涼太くん笑


涼)龍友くんに言われたくないですー笑
　 しかも、涼太くんって言い方慣れないんで
　 やめましょ笑


『数寄が喋ってる……』


龍)ファンみたいなこと言うやん笑


『みんなに会わない間、ファンみたいだったもん』


涼)みんな帰ってきたら質問攻めだね笑


『今日は、お泊りするだけだから
ここに住み始めたら聞いてね？笑』


龍)Aがおるだけでこんなにも
　 家が明るくなるんやな…


『え？照れるからやめよーうよ笑』


涼)久しぶりにピアノ弾いてよ！


『あ、NEXT弾けるんだよ！』


龍)GENEの曲も弾けるようになったんやな


『うん…弾いたら歌ってくれたりしない？』


涼)いいよ。龍友くんもいいですよね？


龍)もちろんや


〜♪〜♪

あなたが僕たちを必要としてくれる限り
止まることない

遠く輝く光目指す ずっと

だからI believe I believe賭けてみたい
そうEveryday Everyday続けること

今までの自分を越えていくから



涼)……ピアノ上手になったね


『みんなに会えない間、頑張ったもん』


龍)ほんま、成長したな…
　 いつか一緒にコラボしたりするか？笑


『いやいや、アーティストじゃないんだから』


涼)いつか一緒に仕事したいね









涼太の願いが叶うことを二人はまだ知らない

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