野良猫《名探偵コナン》

参画者6 ページ46

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蘭「！」


毛利蘭も灰原哀だろうと思う少女の状況に気づいたのか、真っ直ぐ少女に向かって走っていく。
おいおい、この状況でよく動けるな？！


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走る毛利蘭の足元にはスナイパーの弾丸が弾く。
その方向に目を向ければ、、、


『、、、見つけた』


ただ目標に目掛けて打っているからか、場所が筒抜けだよ、スナイパーさん？

その場にいた者達は予想外な毛利蘭の登場に驚いている。その中でも特に、、、
毛利蘭を見たプラチナブロンド髪色の女性は目を見開いていた。


？「待って！！カルバドス！！」

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プラチナブロンドの髪色の女性がスナイパーに向かって銃撃を止めるよう声を上げる。
え？止める、、？
毛利蘭を殺すつもりがないということ？
一般人だから？
いや、この組織にとってそれは関係ないだろう。
何か理由が？？

そう考えている間も毛利蘭は襲撃も女性の声も気にせずただ少女へと一目散に走っていく。


毛利蘭は、灰原哀に。じゃあ私は、、、？








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ちらりと丸見えのスナイパーに目を向けた。




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私も毛利蘭も灰原哀もライフルの射程範囲にいたらいつ殺されるかは分からない。




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『スナイパーだな、、、』



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私はスナイパーを指そう。


そう決めた私は毛利蘭が少女のところに着くのを横目に見ながらスナイパーへと足を進めた。

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スナイパーは言うほど遠くにはおらず、数分コンテナを登っていけば、すぐ後ろ姿を見つけた。

カル、、、バ、、？なんだっけ？？

あの女性が呼んでたけど。

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スナイパーに気配を消しながら近づくも、射撃に集中しているせいか、私の存在に気づかない。
(ただ私が気配を消すのが上手いからかもしれないけど)

3m、、2m、、1m、、と近づいて、背後。


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『ごめんね』


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？「！？、、ｶﾊｯ！！」


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私の声にﾋﾞｸﾘと驚いていて振り向こうとするも、私は構わず首筋に思いっきり手刀を入れる。
すぐに起きるとあとあと困るので、最低2時間は目が覚めないくらい強くやらせてもらった。
(ちゃんとごめんって言ったもん)


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完全に地べたにのびているthe.Sniperの格好をしている若い男性(たぶん20代)を見下ろす。
サングラスで顔はよく認識できないけどそんな歳はいってなさそうだ。


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『、、、まずは武器の無力化かなぁ』



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えっ、、と、、、カルバ、、？


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分からないからカルバどんで←

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