野良猫《名探偵コナン》

旧知者1〜第３章〜 ページ28

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バスジャックの騒動から数日後。

あれから別にあの赤井と名乗った男性との接触も無く、平和な日常を過ごしていた。
アイラブ日常！

そんな日常の中、久しぶりにあの人と再開した。

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ある夕方の学校帰り。
いつものように第二の家に向かう途中だった。



？「とまれ」

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『ｯ、、、』

突然、背後から無感情の男の声がした。
私はその声にピシャリと身体が強ばる。


背中には一点の硬い感触が当てられる。
グリグリ押さえつけられて、あぁ拳銃だと確定。


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、、、でも、私は恐怖なんて感じなかった。



なんでかって？？
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昔からよく知っている“匂い”がしたから。


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？「お前、背後を簡単に取られるとは、、、身体鈍ってんじゃねぇの？」


『じ、、、次元、、、』


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次元「よっ、久しぶりだな」

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次元大介。


私の大切な仲間の一人だ。


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『おひさ！どうして日本に、、？』


次元「あー、なんかルパンの奴が不二子のお願いかなんやらで使われててな、、、俺も付いてきたってわけ、、」


話を聞くに、ルパンは不二子姉さんの“お願いルパぁ〜ン攻撃”(私が命名)にやられ、この日本に用があって来ているようだ。






『ははっ完全にパシリやん』


次元「俺もあの女とはもう関わるなって言ってんだけどな、ルパンのやつ、、、」


『しょーがないよ、、ルパンは不二子ねぇさんの虜なんだから〜』
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あれからもルパン達の様子は変わってないらしい。なんか、うれしいな。
はぁ、と呆れている次元に「お疲れ様ー」と軽く言っておいた。
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『で、お願いって？』


気になったのは不二子ねぇさんのお願いの内容。
不二子ねぇさんもそちらの分野ではお得意様だから、めんどくさいからか、盗むのが難しい宝しかルパンには頼まないと思う。

そんなん日本にあるか、、？仏像？？

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次元「あー、それがある薬なんだってよ、、」


『、、、薬？宝じゃないんだね。珍しい、、、』


話によると、ある組織が研究している薬で、研究施設がここ日本にあるらしい。

おいおい組織が研究って、どんな危ない薬だよ、、と思っていたけど、次元の口から聞いた内容は予想もしなかった。

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次元「あー、それでよ、、


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その薬、幼児化するらしいぜ」


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『はぁ！？』
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ここ最近のびっくりナンバーワンだった。


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