はんぺんを届けてくれた本人が私の恋人です（震え）

はんぺんふわふわ 49 ページ7

は、はぁ。すっかり忘れてた←


ツイートすると、鳴り止まない通知音。本当にありがたい。


『さて、明日は…打ち合わせ、か。』

いよいよ、あの打ち合わせが始まるのです。かなり怖い。だって、ねえ。

そらるさんなんかと歌っちゃっていいのか。私なんて…私なんて…


彼女の特権使ってるみたいでなんかやだ！


もっと、上手くなりたい。あの人に追い付けるように。なんてまだまだ気の遠くなるような未来にしかない…

いや、ないな。





『どうせだし、カラオケルームで歌おうか。』

一人のカラオケ。私の家に備え付けてあるのは何でだろう…。


無駄に金だけはあったからなぁ。






『そらるさんの、曲を歌いまくりましょう。』


そらるさん曲縛りで。…あ、歌ってみたもありだよ。


それから私は3時間一カラしてましたw







『…ふう。歌ったなぁ。やっぱり劣ってるかんすごい。』

そらるさんみたいな、透明感は出せなくて。自分をひどくは主張しない彼の歌い方は誰にも真似できないのかも。



でも、おちこんではいない。

自分の歌いかた、見つけたからね。

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