【歌IいI手】バンド、始めてみませんか？

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天「…で、そしたら桐原さんがもう一個ダンボール持ってきてね？開けたらキーボードのケースと練習本が入っててさ」

そ「へえ…、お前にも思いやりってあるんだな」


「…いやいや、あるし、…それより」



"なんでお前ら4人はここにいるんだ"


左隣に座る一ノ瀬、正面は天宮でその隣に相川と伊東


ここはファミレス、そして私は1人で暇つぶししていたはず



天「だから歩いてたら1人でポテト食べてる桐原さんが見えたんだってー」

「だからって声かけなくても」

ま「暇だからいいんじゃないですかね」

「なんで敬語になってんだよ、いや暇だったけど」

歌「だよねー、じゃないとヘッドホンしながら右手でスマホいじって左手でポテト食べてだるそうな表情で「お前はほんとに喋んな」ふふっ、はーい」

「伊東喋らせるとろくなことないし…ほんとお前らなあ…」


まあまあと隣から宥める一ノ瀬、…それ余計だからな

「…で、天宮達はなにしてたの」

天「あ、ゲーセン「天月くんの勉強のお手伝い？」…げ」

そ「…呼び出したのお前だろ」

天「いやあ、ね？ほら、遊びたい盛りじゃん？」

ま「…って、ずっとこんなやり取りしながらふらふらしてた」


「…あ」

勉強で思い出した、と呟くと天宮はあーと察した様子


歌「…どうしたの？」

「いや、昨日天宮うちに来た時ノート忘れていったけど、今渡せたらよかったなあって、生憎持ってきてないから」

ま「天月くん勉強しようと「少しはね！流石に！」…大人になった」



そ「じゃあ今から行けばいいじゃん」


何 言 っ て ん だ こ い つ


「え、嘘でしょ」

歌「僕らもどうせ暇だし」

「まって一ノ瀬引きずるなここ店内だからやめてやめて、お会計、ねえ、話を聞いて！」

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