忍術学園一年は組には女の子がいる part３

１４８話 ページ49

兵太夫「早く行って。」



は組「そうだ！そうだ！！」



左吉「わかってる。じゃあな。」



彦四郎達は伝七を引っ張って行った。



兵太夫「伝七…委員会で覚えてろよ…。」



A《庄ちゃん、やっちゃダメだった？》ｼｭﾝ




庄左ヱ門や他のは組のみんなが不機嫌なので悪いことをしたのかと落ち込むA。



庄左ヱ門「そんな事ないよ。Aのやりたいようにしただけなんだから。」



伊助「そうだよ。落ち込む事はないよ。いつもの可愛い笑顔を見せて？」



は組のお父さん(？)とお母さん(？)に慰められた末っ子は



A《庄ちゃん、いーくん…。うん！》ニコッ



ろは組「本当に天使だね！」



ｷｬｯｷｬｯ



は組とろ組の子供たちは楽しそうにじゃれあっていた。



その様子をみていた兵助達は、




パンパン！



ろは組「！！」



じゃれあっていた一年生達は手を叩く音の方を向いた。



雷蔵「じゃれあっているのは可愛いけど、そろそろ保健室に行った方がいいんじゃない？」



兵助「そうなのだ。保健室で善法寺先輩が待ってるのではなかったか？」



ろは組「は！そうだった！」



庄左ヱ門「ありがとうございます。先輩方。それでは失礼します。」


ろは組「失礼します！」
A【失礼します。】


A【ん！】


Aは抱っこをせがむように、虎若に向かって手を伸ばすと


虎若「わかってるよ。よいしょ。」ﾋｮｲ


虎若は軽々と抱っこをしてみんなに着いて行った。

抱っこをされながら兵助達に手を振るA。それに振り返す兵助達。





食堂を出たは組とろ組の子供たちは保健室に着いた。



乱太郎「一年は組、猪名寺乱太郎。他一年は組、ろ組です。Aを送り届けに来ました！」



新野先生「どうぞ。」



ろは組「失礼します！」


ｶﾞﾗｶﾞﾗ



伊作「あぁ、来たね。」


庄左ヱ門「お待たせいたしましたか？」



伊作「いや、大丈夫だよ。乱太郎、伏木蔵。報告する事はあるかい？」



乱伏「はい！伊作先輩！」



乱太郎「今日の朝、普段から寝起きが良くないのですが一段と酷かったです！」


伏木蔵「あと、お昼ご飯を２/３残してました。疲れてるみたいです！」



乱太郎と伏木蔵が伊作に報告していると、



数馬「三年は組、三反田数馬と二年い組、川西左近です。」



新野先生「どうぞ。」



数左「失礼します。」

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