142話 ページ43
三郎次「って呑気に挨拶してる場合じゃなかった!」
左近「そうだよ!一年のお前ら!廊下を走るな!あとAが大丈夫だって言っても危険な事に巻き込むな!」
三郎次「特には組!お前たちはトラブルメーカーなんだから少しの事で、大きな問題に発展する事だってあるんだからな!気を付けろよ!」
いろ組「はい!」
は組「はーい…。」
い組とろ組はしっかり返事をするも、は組は不満げに返事をした。
兵太夫「一年しか歳が違うだけなのに、なんであんなに偉そうなんだ…。」ボソ
三郎次「!?あのなぁ!」
兵太夫が小声で行ったのを聞いた三郎次はさらに怒ろうとすると、
A《兵くん!》
兵太夫「なぁに?」
三郎次の言葉を遮るようにAは書いた紙を兵太夫に見せつけた。
A《一年しか変わらなくても先輩なのは違いないのだから、そんな言い方しちゃダメだよ!》
めっ!
Aは少し怒った表情をしながら、兵太夫の唇に人差し指を立てた。
スパーン!ガバッ スパーーーン×2
兵太夫「あぁ!可愛いよA!怒った顔も可愛いよ!!(ごめんね。次からは気を付けるから怒らないで?)」
庄左ヱ門「兵太夫、本音と建前が逆だよ。A、次からは気を付けるよ。」
A《私に言うんじゃなくて先輩方に言ってね!》
庄左ヱ門「そうだね。先輩方すみませんでしたが、池田先輩大丈夫ですか。」
左近「気にしなくていい流れ矢に当たっただけだ。それより伝七は大丈夫か?あと反省してるならそれでいい。」
庄左ヱ門「伝七はほっといて下さい。」
左近たちに放置されている三郎次は
三郎次『うわぁ!怒り方まで可愛いって何!?俺も怒られたい!』
悶えていた。
庄左ヱ門「では、僕たちはご飯を食べようか。先輩方はどうされるのですか?」
久作「俺たちは別の席で食べるから気にしなくていい。」
左近「それじゃあな。三郎次いつまで悶えているんだ。行くぞ!」
三郎次「わ、わかってる!」
四郎兵衛「金吾、また後でなんだなぁ〜。」
金吾「はい!また後程!」
久作「きり丸、怪士丸。またな。」
きり丸「はいはーい!また後でッス!」
怪士丸「後程です…。」
乱太郎「あ!左近先輩!」
左近「なんだ?乱太郎。」
乱太郎「Aの定期検診ですか、授業後ではなくお昼休みにする事になりました!」
伏木蔵「伊作先輩からの指示です〜…。」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時