忍術学園一年は組には女の子がいる part３

１３３話 ページ34

彦四郎「先輩方は今から朝ごはんですか？」


雷蔵「うん。そうだよ。」



三郎「庄左ヱ門〜！俺にもAのプロマイド頂戴〜！！」



庄左ヱ門「何してくれますか？」



三郎「何すればいいですか！」



庄左ヱ門「では自分の弱味を５つ教えて下さい。」



三郎「いやいや！それは無理だから！」



庄左ヱ門「それなら諦めてください。」



三郎と話している間、庄左ヱ門は三郎の方を向かずにご飯を食べていた。



勘右衛門「三郎、全然相手にされてない(笑)」



庄左ヱ門「尾浜先輩。」



勘右衛門「なぁに？」



庄左ヱ門「これ。欲しくないですか？」



ご飯を食べる手を止め、懐から二枚のプロマイドを取り出した。



お風呂上がりのA。寝てるA(胸元、足元がはだけている。)。



勘右衛門「二つとも欲しいです！！！」



彦四郎「いつ、撮ったの！？」



庄左ヱ門「昨日。」



三郎「勘右衛門だけズルい！」



庄左ヱ門「ただし、条件があります。一つ朝ごはん食べてから。二つ、横取りされても取り返さない事。」



勘右衛門「何で取り返しちゃダメなの？」



庄左ヱ門「鉢屋先輩にチャンスを上げただけです。」



三郎「庄ちゃん大好き！」



庄左ヱ門「そうですか。」



八左ヱ門「庄左ヱ門、冷たい…。」




A《団くん、虎くん。庄ちゃん達何してるの？》



団蔵「Aのプロマイドを欲しがる先輩方が。」


虎若「庄左ヱ門に交渉しているとこだよ！」



A《私のプロマイドなんて欲しがる人いたんだねぇ。》



団虎「いるよ！」



A【！】



団蔵達の声にビックリしたA。



団蔵「いい？A！」


虎若「いつでも一緒にいることは難しいし、僕たちはAと離れられるように一人一人プロマイドを持ってるんだよ。ね！みんな！」



虎若の言葉に他のは組のみんなは懐からAのプロマイドを取り出した。



い組「何でみんな持ってるんだ！」



乱太郎「そりゃあ、」


しんべヱ「僕たちの可愛い妹の姿を、」


きり丸「いつでも見れるようにしてるんだ！」


喜三太「実物のほうが何倍も可愛いのは知ってるけど、」


伊助「委員会とかで離れないといけない時や、」


金吾「会えないときに見て心を落ち着かせるための対策！」


い組「このシスコン！」


は組「褒め言葉！」


ろ組「あははは！」



ご飯を食べながら仲の良い一年生達を見ている兵助達。

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