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128話 ページ29

一方、屋根裏では



三勘〈あははは!〉


三郎〈やはり、見に来て正解だったな!〉


勘右衛門〈確かに!本当に庄ちゃん根に持ってる!〉



三郎と勘右衛門は屋根裏で一年生の様子を見ていた。



三郎〈はー、笑った!〉


勘右衛門〈本当に!さてそろそろお暇しますか。疾風が睨んでるし。〉



三郎〈ん?あぁ、うるさかったみたいだな。〉



覗き込んでいた天井板を見ると一年生に気付かれる事なく二人を睨む疾風が見えた。



勘右衛門〈ごめんね〜。もう行くから。〉


三郎〈悪いな。〉



三郎と勘右衛門は部屋に戻って行った。



疾風は二人が去って行ったのを感じ小さく鳴いた。


疾風「ガウ…。」


一平「どうしたの?疾風。」


一平に尋ねられた疾風は小さく首を降った。



庄左ヱ門「そろそろ夜も遅くなってきたし寝ようか。」



いろは組「は〜い。」



庄左ヱ門の声にそれぞれ布団に入り



庄左ヱ門「みんな、おやすみ。」


いろは組「おやすみ〜。」


それぞれ声をかけ寝始めた。



疾風と司、白はみんなが寝たのを確認してから寝始めた。






翌朝


朝日が登りそろそろ起きる頃。


Aの部屋では、庄左ヱ門、兵太夫、三治郎、左吉がすでに起きていた。は組の三人は伝七が起きるのを待っていて、左吉はその様子を見ていた。



少ししてAを抱きしめ寝ていた伝七が起きた。



伝七「ん〜…。Aが腕の中にいる。夢じゃなかった。」


左吉『そして地獄の始まり…。』



伝七はAを見つめていると



兵太夫「いい夢見れた?で ん し ち ?」


伝七「うわぁ!?」
伝七『そうだった!Aの部屋でみんなと寝てたんだった!』


三治郎「伝七の大きい声でみんな起き出したね。」


庄左ヱ門「そうだね。まぁ、そろそろ起こす予定だったからいいけど。みんな、起きて!朝だよ!」



いろは組「ん〜…おはよう…。」



庄左ヱ門「うん、おはよう。そしてやっぱりAは起きないね。」


三治郎「まだ熟睡中(笑)。」



庄左ヱ門「授業始まるまでにはきちんと起きるだろうから朝食になったら起こそうか。伝七。」



伝七「何?」



庄左ヱ門「みんながきちんと起きるまでは抱きしめてて良いけど着替えの時は離してね。(今から報復が待ってるからね…。)」



伝七「…!?(なんか悪寒が走った!)」ゾワッ

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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時

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