１２６話 ページ27
仙蔵「あぁ、いるぞ。」
仙蔵は、扉の近くにいた八左ヱ門に目配りして開けさせた。
小平太「どうした？お前達。」
庄金「失礼します。」
庄左ヱ門と金吾が部屋に入った来た。
庄左ヱ門「先ほど聞こうと思っていたのですが、明日はAが保健室に行かなくては行けない日ですが、授業が終わってからかお昼休みに行くのかどちらにされますか？
お昼休みだと僕たちが一緒に行きますし、終わってからなら金吾が一緒に行きます。」
庄左ヱ門の質問に小平太ではなく伊作が、
伊作「それならお昼休みに連れてきてくれる？」
保健委員長である伊作が答えた。
庄左ヱ門「わかりました。では失礼します。…あ。そういえば鉢屋先輩。」
三郎「どうした？庄左ヱ門。」
庄左ヱ門「明日の委員会なのですが委員長委員会は僕と彦四郎で勉強しているので体育委員会で外に行かれるのでしたら着いていってはどうですか？」
勘右衛門「それは隠密でって事？」
庄左ヱ門「はい。委員会が違うお二人が一緒だとAが気にするかもしれませんからね。それに委員長委員会に居られても何もしないでしょ。それなら働いて下さい。」
三郎「言ってることは納得いくが、私たちの扱いがヒドイ…。」
勘右衛門「そんな子に育てた覚えはありません！」
庄左ヱ門「育てられた覚えもありません。日頃の行いのせいですよ。」
庄左ヱ門達の話を聞いた小平太は、
小平太「そうだな、すぐに何かあるわけではないが用心に越したことはないからな。鉢屋、尾浜頼むぞ。」
三勘「はい！」
庄左ヱ門「あと鉢屋先輩、Aを抱っこする禁止令３日から一週間に伸ばしましたので。」
三郎「えぇ！？何でー？」
庄左ヱ門「伝七にAを取られた八つ当たりです。」
三郎「俺関係ない…。」
勘右衛門「あははは！」
庄左ヱ門「それでは失礼します。」
金吾「失礼します！」
庄左ヱ門と金吾は一年長屋に帰って行った。
兵助「庄左ヱ門は、一年生の中では一番しっかりしているのだ。」
雷蔵「本当だね。それにしても三郎と勘右衛門は先輩としてしっかりしなきゃ。」
三郎「しっかりしてるさ！ただ、庄左ヱ門が冷静に判断して行動もしくは発言するからそのまま聞いてるだけ！」
八左ヱ門「それっていいのか？」
勘右衛門「大事な時はしっかりしてるよ〜。」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
