117話 ページ18
庄左ヱ門「A?洗えた?」
庄左ヱ門の問いに頷くA。
伊助「庄左ヱ門。昨日は庄左ヱ門だったし今日は僕が洗いたい!」
庄左ヱ門「伊助なら大丈夫だね。いいよ。」
伊助「やったー!Aちょっと待ってね!」
伊助は、嬉しそうにAの方に行き、Aも嬉しそうに待っていた。
伊助を見送る庄左ヱ門に彦四郎は
彦四郎「大丈夫と大丈夫じゃないのがあるの?」
庄左ヱ門「うぅーん。僕たちは組はAに関しての事は何でもやろうと思うけど、手先が器用か不器用があるから、Aの綺麗な髪を傷つけないように洗える子だけが洗うようにしようかと思ってね。」
一平「へぇ〜。本当にAが大事なんだね。」
団蔵「そんなの当たり前。それで、庄ちゃんAの髪を洗っていいのって誰?」
庄左ヱ門「そうだね、僕と伊助、兵太夫、きり丸、三治郎かなぁ。」
虎若「何で僕たちはダメなの?」
庄左ヱ門「うんとね。団蔵と虎若、金吾は加減がわからなくて危なそう。しんべヱと喜三太はめちゃくちゃにしそう。乱太郎は出来そうだけど不運が発動しそう。」
三治郎「確かに、そんな感じがするね…。」
庄左ヱ門「だから任せないからね。今言った6人。」
団虎金しん喜乱「え〜…。まぁその通りだしわかった!」
いろ組「いいのかよ!」
団虎金しん喜乱「Aのためだから!」
みんなでワイワイ話していると
伊助「はい!出来たよA!…A?おねむ?」
A【…うぅーん。いーくん抱っこ…。】
伊助に髪を洗って貰い気持ちよくて、眠くなってきたAは伊助に抱っこをおねだりした。
伊助「抱っこするの?よいしょ。」ヒョイ
体重が軽いAを軽々と抱っこし湯槽に向かった。
団蔵「あれ?Aおねむなの?」
伊助「そうみたい。」
兵太夫「伊助。A抱っこするの代わる。」
伊助「うん。任せる。」
兵太夫は湯槽から出て伊助からAを受け取った。
兵太夫「A。まだ寝ちゃダメだよ。今からお風呂に浸かるよ。」
A【へいくん…うん。】
Aが頷いたのを確認してから湯槽に抱っこしたまま浸かった。
彦四郎「本当にAは甘えん坊なんだね。」
庄左ヱ門「可愛いでしょ?」
左吉「可愛いけど大変なんじゃないのか?」
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる!続き楽しみに待ってます! (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年8月6日 23時