１１１話 ページ12
伝七「色々って何だよー！！」
Aが戻って来るまで一年生達は楽しく(？)会議をしていた。
屋根裏では
三勘〈あはははは！！〉
八左ヱ門〈お前ら矢羽音で笑うな。うるさい。〉
三郎〈いや、だって笑うだろ！？一年生の会話を聞いてたら！〉
勘右衛門〈今年の一年生は面白いね(笑)〉
八左ヱ門〈それにしても、三郎の悪ふざけが実行されるみたいだぞ。〉
三郎〈悪ふざけとは人聞きの悪い。困っている後輩にヒントを出しただけだ。〉
勘右衛門〈その結果３日Aを抱っこ出来ないけどね。〉
三郎〈くっ、庄左ヱ門の奴が察しが良すぎて禁止令が出ただけだし！勘右衛門よりは軽い！〉
勘右衛門〈確かにいつまでも抱っこさせてもらえないかは、わからないけど何とかする！〉
八左ヱ門〈余計な事はするなよ。〉
三郎〈八は、Aにぐいぐい、行かないな。〉
八左ヱ門〈お前達がぐいぐい行き過ぎ何だよ。それに、俺はAは妹みたいな感じだからな！いい兄になれればいいと思ってる。〉
三郎〈ふぅーん。まぁ、ライバルは少ない方がいいからな。〉
三人が矢羽音で話していると、雷蔵が近くまで来て
雷蔵〈三人とも。〉
三勘八〈雷蔵。〉
三郎〈どうしたんだ？〉
雷蔵〈今から大事な話があるから降りてきて。〉
三勘八〈！！了解。〉
三郎『兵助の勘が当たったか。』
勘右衛門『きっとAの事で何かあったのかなぁ。』
八左ヱ門『兵助はどうしたのだろ？』
その頃、一年長屋の近くに来た仙蔵と疾風たち。
仙蔵『さて、一年生に話をする前にAを起こした方がいいだろ。』
仙蔵が起こそうとすると
A【んぅ…？あれ？仙さん…？】
仙蔵の腕の中にいたAが起きた。
仙蔵「あぁ、私だ。おはよう。(まだ夜になったばかり。)」
A【おはようございます？何で仙さんが私を抱っこしてるのですか？】
Aは寝起きで状況がいまいち理解出来ていなかった。
仙蔵「…Aと学園長先生の話を聞いていた。」
A【！！】
仙蔵はさっきあった事をAに話した。
A【………。】
仙蔵「A、お前も一年生にその事を話すつもりだったのだろ？話を聞いていた私が話した方が早いという考えで学園長先生は判断されたのだ。」
A【…わかっています。一番私の近くにいることが多い庄ちゃんたちには言うつもりでした。】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
