93話 ページ44
庄左ヱ門「それでは、食満先輩。委員会中、お時間いただきありがとうございました。」
留三郎「おぅ。気にするな。」
A【あ!留先輩!少しこちらに来て口を開けてください!】
留三郎「?何だ。」
留三郎は、三郎に抱っこされてるAに近づき口を開けた。
A【あーん!】
留三郎「!?甘い…」
A【金平糖です!お礼の甘いお裾分けです!えへへ!】
可愛いイタズラが成功して嬉しそうに笑うA。それを正面で見た留三郎は崩れ落ちた。
A【え!?と、留先輩?】
三郎『こんな、可愛いことされて何も思わないのはバカな奴だけだよなぁ…。すげぇ、可愛いかった。』
三郎「食満先輩。大丈夫ですか?(生きてます?)」
留三郎「大丈夫だっ!俺のことはそっとして行ってくれ。(このまま、Aに可愛いことをされると悶え死にしそうだから行ってくれ。)」
三郎「わかりました。(頑張ってください。)」
A【え、でも留先輩が…】
勘右衛門「大丈夫だよ!庄ちゃんたちも行くよー。」
庄左ヱ門「……はい。」
彦四郎「はい。」
庄左ヱ門と彦四郎は、留三郎を見てから歩きだした。
三郎「さぁ、行くぞA。」
A【あぅ…はい…。】
三郎に抱っこされているAは、心配そうに留三郎を見つめる中移動した。
Aたちが、去ってから
作兵衛「只今戻りました。食満せんぱ…えぇぇ!?ど、どうしたのですか!食満先輩!!」
作兵衛が、用具室に戻ってきた所、留三郎が胸を押さえて膝をついていた。
留三郎「あぁ、作兵衛か。すまん。今、可愛い天使にお裾分けされたのを味わっている所だ。(Aの可愛いイタズラに死にそうになっているが、あまりにも可愛いその姿を、胸に刻んでいる所だ。」
作兵衛「は?て、天使?大丈夫ですか?(頭。)」
悶えている留三郎に、一年生組が帰ってくるまで、ドン引きしながら様子を見ていた。
用具室をあとにしたAたちは
A【三郎先輩…。】
三郎「どうした。A。」
A【本当に、留先輩は大丈夫なのですか?】
三郎「あぁ。(あのまま居ては食満先輩が天昇してしまうから離れても)大丈夫。心配するな。」
勘右衛門「そうだよ!(俺でも思わず抱きしめそうになるほど可愛いことをされた食満先輩が羨ましいけど)大丈夫だよ!」
彦四郎「…ねぇ、庄左ヱ門。」
庄左ヱ門「何?」
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時