８８話 ページ39
伊助「それにしても、鉢屋先輩も尾浜先輩もAの事好きなんですかね？」
三郎次「さぁ？なんでだ？」
伊助「だって、スゴくAに構ってるじゃないですか。」
兵助「勘右衛門は、初め会った時から言動は怪しかった。三郎は、何かきっかけがあって構ってるんじゃないか？」
タカ丸「まぁ、あんなに可愛かったら構いたくもなるよね〜。」
土井先生「コラコラ、お前たち。委員会を再開するぞ！」
兵助「はい。」
タカ丸「はーい。」
伊助、三郎次「はい！」
火薬蔵から離れたAたち
庄左ヱ門「さて、次は用具委員会ですが、しんべヱに聞く所によると、今日は用具室での作業ではなく外で補修作業をしているらしいのです。」
三郎「ほお。ということは、みんなバラバラで探さなければならないと。」
彦四郎「ですが、何処にいるかわかりませんから探しようがないですよ？」
庄左ヱ門「今は、疾風や司もAの部屋にいるから頼めないし…。」
実は、委員会に行く前に今日は先輩が側にいるからAに部屋で休んでいるように疾風、司、白は言われていた。
初めは渋っていたが、学園外には出ないと約束をして許してくれた。しかしせめて、白だけは連れていくように促されていたので、白は定位置である、Aの服の中にいる。
みんなで、考え込んでいると
A【！】
勘右衛門「？どうしたのA。」
勘右衛門は、腕の中にいるAが何かに反応したので問いかけた。
A【勘ちゃん先輩。あそこにいるのってしんちゃんですか？】
勘右衛門「しんちゃん？」
庄左ヱ門「しんべヱの事です。A、何処にしんべヱがいるの？」
A【あそこの塀の木の下。」
Aたちがいる所から塀まで距離があり、人がいるのは分かるが誰かまでは近づかないとわからないくらいのものだった。
三郎「とりあえず、近づいてみるか。」
三郎の言葉に近づいてみることになった
勘右衛門〈三郎。〉
三郎〈何だ？〉
勘右衛門〈あそこまでの距離で顔を認識できるのは、ただ目がいいということなのか？〉
三郎〈……一度５、６年生で集まって話をした方がいいかもしれないな。〉
三郎と勘右衛門が矢羽音で話をしていると塀の近くに着いた
庄左ヱ門「しんべヱ？」
しんべヱ「ん〜？庄ちゃん？それに、Aと彦四郎。鉢屋先輩に尾浜先輩まで、どうしたの？」
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リム - 毎日更新お疲れ様です｡次回で記念すべき第１００話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (
レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω｀*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます！自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます！まだまだ終わりませんのでお楽しみに！ (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年7月19日 20時
