75話 ページ26
庄左ヱ門「短い言葉だとなんとなくわかります。それに、Aは表情に出るのでそこから読み取ります。」
彦四郎「スゴいね!」
庄左ヱ門「彦四郎ありがとう。でも、長いとわからないので、先輩方今度読唇術教えて下さい。」
三郎「短い言葉を読み取るのを、一年生でわかるのはスゴいが、4年生になれば教わるぞ?」
庄左ヱ門「同じ組に一人でも、読唇術を使える子がいてもいいかと思いますし、4年もAを待たすのは嫌なので少しでも早く筆記なしで話をしたいです。」
A【庄ちゃん…ごめんね…ありがとう。】
庄左ヱ門のAを大切にしている思いを感じ、Aは声が出ないのを申し訳なく思い謝り、感謝した。
三郎「A。謝るな。声が出ないのは仕方がない。ゆっくり治して行こう。」
庄左ヱ門「そうだよ。慌てなくていいからね。僕がしたいからやるんだ。」
彦四郎「それなら、僕も一緒に読唇術を使えるようになりたい!Aの側にいて助けになりたいから!」
Aは、庄左ヱ門と彦四郎の言葉に思わず涙を流してしまった。
勘右衛門「Aー。嬉しくて泣いちゃった?大丈夫だよ。声が出ても出なくても俺たちは側にいるよ。」
三郎「Aは、涙もろいのか?みんながいるから大丈夫だ。庄左ヱ門、彦四郎。読唇術は難しいぞ?ついて来れるか?」
庄左ヱ門「Aの為ならどんな事でも乗り越えますよ。」
彦四郎「頑張ります!」
勘右衛門「あはは。庄ちゃん格好いい!彦ちゃん頑張ろうね!」
庄左ヱ門「ほら、A。嬉しいのはいいけど涙は止めようね。疲れてきちゃうから。あとで流した涙の分までお水飲もうね。」
三郎「そうだな。委員会の案内途中で食堂に寄って休憩するか。」
勘右衛門「それじゃあ、会計委員会に行こう!」
彦四郎「はい!」
Aは、まだ学園に来て数日だが出会う人達がとても、優しくしてくれて嬉しく感じ、皆の為に出来ることをやって行こうと心に誓った。
Aは、三郎の服を引き
A【庄ちゃん、彦くん、三郎先輩、勘ちゃん先輩 大好きです!】
庄左ヱ門、彦四郎「僕も大好き!」
勘右衛門「ははは!俺もだーいすき!」
三郎「大好きだぞ。」
みんなで笑いあい歩きだした。
しばらくすると、会計委員会の部屋に着いた
勘右衛門「委員会中失礼します。五年い組尾浜勘右衛門です。少しお時間頂いてもよろしいですか?」
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時