65話 ページ16
彦四郎「今日、A来るの!?でも、委員会の途中で僕まで一緒に行ってもいいのかなぁ。」
三郎「いいぞ。」
勘右衛門「大丈夫〜。」
ガサ
Aたちが座っていた木陰の上から、三郎と勘右衛門が降りてきた。
彦四郎「鉢屋三郎先輩!尾浜勘右衛門先輩!」
庄左ヱ門「いつからいたのですか?」
三郎「は組が来る前から、私は木の上で寝ていたんだ。」
勘右衛門「俺は、は組が来る少し前に来て三郎に嫌がらせしようとしたら起きた。」
三郎「普通に起きるからな!」
勘右衛門「そしたら、は組が来て面白そうな話をしてるから、三郎と眺めてた。」
三郎「私たちの名前が出てきたから、今降りてきたということだ。」
庄左ヱ門「わざわざ、細かい説明ありがとうございます。」
三郎、勘右衛門「どういたしまして。」
三郎「それで、Aの学園案内は行ってもいいぞ。むしろ、学級委員長委員会の普段の様子を見てから、みんなで学園案内をしようか。」
庄左ヱ門、彦四郎「いいんですか?」
勘右衛門「普段の様子って言っても、お茶するか宿題、勉強するだけだしね。それなら学園案内をしたほうがいいでしょ?」
庄左ヱ門「そうですね。それが良いかと。」
A【あの、委員会の途中にみなさんで案内してもらっても良いのでしょうか…申し訳ない気が…】
三郎「こーら、A。私たちが言いっていってるだろ。」
勘右衛門「申し訳ないと思うなら大人しく案内されなさいっと。」ヒョイ
A【わぁ!尾浜先輩!?】
三郎「じゃあ、私も。」ヒョイ
彦四郎「えぇ!?鉢屋先輩!」
Aは勘右衛門に、彦四郎は三郎にそれぞれ抱き上げられ、座った二人の膝の上に乗せられた。
三郎「庄左ヱ門も来るか?」
庄左ヱ門「いえ、結構です。」
三郎「あ、はい。」
即答で、断られた。
勘右衛門「アハハハ、即答!」
三郎「うるさい!」
彦四郎「アワアワ、ど、どうしよう…」
庄左ヱ門「先輩方。Aと彦四郎を膝に乗せたまま、言い合うのはやめていただけないでしょうか。」
三郎、勘右衛門「はい、すみません。」
一年生に怒られる五年生。
勘右衛門「それにしても、Aは軽くて小さいね!」
A【褒められているのでしょうか?】
勘右衛門「うん。褒めてる。」
A【ありがとうございます?私、体質の関係かあまり、発育がよろしくないみたいなんです。】
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リム - 毎日更新お疲れ様です。次回で記念すべき第100話いつまでも変わらないクオリティーありがとうございます。 (2019年8月6日 23時) (レス) id: e379c972ce (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみです。更新がんばってくださいか続きが楽しみです。 (2019年8月5日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
茉優 - 毎日楽しく読んでます。更新楽しみに待ってます(*´ω`*) (2019年8月4日 15時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日楽しみにしています。更新がんばってください。続きが楽しみです。 (2019年8月4日 7時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - リムさん» リムさん、コメントありがとうございます!自己満の為に始めた小説を楽しみにしてくださっている人がいる限り毎日更新は小説完結まで続けていきます!まだまだ終わりませんのでお楽しみに! (2019年8月3日 22時) (レス) id: 345f674abf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月19日 20時