42話 ページ43
八左ヱ門「おほー!わざわざありがとな。孫兵、ジュンコに餌をあげてこい。」
孫兵「はい!大川、本当にありがとう。今度お礼をさせてくれ。」
A《いえ、お礼だなんて!私がやりたいからしたことです。あ!あの、お礼の代わりに名字ではなく、名前で読んでいただきたいです。……だめですか?》
Aは首をかしげながら聞くと
孫兵「!い、いや。わかった。名前で呼ばせてもらうよ。本当にありがとう。」
孫兵は、Aの頭を撫で草むらの中に入って行った。
白「シュー。」
白がAの足元に来て、Aが手を出すと白は腕をつたい首元まで来た。
八左ヱ門「そういえば、ずっと気になっていたんだが。白はいつAと出会ったんだ?」
A【白は、1年前に突然私の家に来て住み着いてからずっと一緒です!】
八左ヱ門「そうか!それにしても、Aは動物に好かれているんだな。動物に好かれるのは心が綺麗な証拠だな!」
Aは、その言葉を聞いて照れながら
A【それを言うなら、竹谷先輩も動物に好かれているのではないですか?それに、後輩の為にペットを探すほうが素敵ですね!】
八左ヱ門「嬉しいことを言ってくれるな!あ、A。ちょっと、お願いがあるんだがいいか?」
A【?何ですか。】
八左ヱ門「あの、疾風に触ってみたいんだがいいか?」
八左ヱ門がそういうと、Aは疾風の方を向くと疾風は頷いた。
A【いいですよ。優しく触って下さいね!】
八左ヱ門「!ああ、もちろんだ!」
八左ヱ門は、疾風に手を伸ばし優しく触った。
八左ヱ門「おほーー!すっげー、柔らかい毛だな!それに、サラサラで綺麗な黒色だな!Aが綺麗に手入れしてくれてるからか?」
疾風「ガウ!」
疾風は、Aが褒められて鳴いた。
しばらく八左ヱ門が疾風に触れていると、草むらでジュンコに餌をあげていた孫兵が帰って来た。
孫兵「先輩。ジュンコに餌をあげてきました。A、ジュンコがお礼をしたいらしいから白って子出してくれる?」
八左ヱ門「そうか。」
A《いいですよ。白、出て来て。》
Aが服の上から撫でると首元から白が出て来た。
それを見たジュンコは嬉しそうに鳴き、その声を聞き気にするなと言う風に、白は鳴いた。
孫兵とAは笑いあった。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時