38話 ページ39
保健室から出たAは、学園長の庵に着いた。
しかし、声が出せないAは来た事を知らせる事が出来ず困っていると
庄左ヱ門「A?」
A《!庄左ヱ門くん。どうしたの?》
庄左ヱ門「それは、こっちのセリフ。学園長先生に用事?」
A《うん、来たけど声がかけられなくて…》
庄左ヱ門「なら代わりに言ってあげる!学園長先生!Aが来てますよ。」
学園長先生「おお、庄左ヱ門。知らせてくれてありがとう。A、入りなさい。」
A《ありがとう!庄左ヱ門くん!》
庄左ヱ門「どういたしまして!それじゃあまた夕飯に。」
Aは、庄左ヱ門を見送ると部屋に入った。
部屋に入ると、キレイな女の人がいた。
学園長先生「Aや、こちらは山本シナ先生、くのたまの先生じゃ。」
A【初めまして、一年は組大川Aと申します。】
シナ先生「ふふ、初めまして。」
学園長先生「A、呼んだのはお前は忍たま唯一の女の子。困った事で、男だと相談出来ないことはシナ先生に頼みなさい。」
シナ先生「女の子は、悩む事はたくさんあるわ。いつでも来ていいわよ。」
A【あの!早速なのですが…お風呂はどうすればよろしいですか?】
学園長「そのことなんじゃが、本当はくのたまのほうがいいのだが、どうしても忍たまとくのたまじゃ時間が合わんので、本当に申し訳ないが忍たまのほうで入って欲しい……すまん。」
A【そ、そんなお祖父様。謝らないで下さい!男の子の中に入ると言うことは、そういう事態もあると私は予想してました。それに、何か対策を考えておありでしょ?】
学園長先生「流石じゃの、対策としては、小さい看板を風呂場の入り口に置き疾風が番をお願いしたい。看板があるとお前が入っているということだと皆には言っておいた。」
A【ありがとうございます!疾風お願いね!】
疾風「ガウ!」
疾風は勿論だと吠えた。
シナ先生「色々と大変だと思うけど頑張ってね。」
学園長先生「話はそれだけじゃ、また何かあれば呼ぶからの。あと、一人で部屋まで来たら疾風が一吠えしなさい。ヘムヘムが答えてくれる。」
ヘムヘム「ヘム!」
ヘムヘムは任せろと鳴いた。
A【それでは、失礼致します。】
Aは、学園長とシナ先生に礼をして疾風に乗って部屋を出た。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時