32話 ページ33
そんな事を言われていると知らず、Aは留三郎と勘右衛門の近くに来た。
兵助「あ。A、こっちに来ちゃったのか?」
A【?先輩方が心配だったので、来たのですがダメでしたか…?】
兵助「気づかってくれるのはありがたいが、今ちょっと危険な二人がいるから…」
そう兵助が言っていると
留三郎「!Aか!ちょっとこっちに来てくれ。」
A【?わかりました。】
伊作、兵助「あ!」
伊作と兵助が止めようとする暇もなく、Aは留三郎の前まで来てしまい、留三郎はAを抱き上げた。
A【わあ!】
留三郎「あぁ、Aは小さくて可愛いな!それに体重も軽いからずっと抱っこしていられるな!」
そう言われるとAは
A【け、食満先輩!そんなずっと抱っこされているのは恥ずかしいです!それに、いきなり抱っこされるとびっくりします!】
Aは、恥ずかしながら留三郎に訴えた。一生懸命言っているAに留三郎は、顔がデレデレになって見ていた。
すると
勘右衛門「食満先輩、Aが恥ずかしがっていますし、可哀想ですよ!」
と言いながらも留三郎から優しくAを奪い取り腕の中に納めた。
A【!?あの、小浜先輩?】
勘右衛門「勘ちゃん先輩でいいよ!それにしても、Aは軽くて小さいから俺の腕にちょうど収まるね!いつでもどこでも抱いていたいよ…」
雷蔵「兵助。」
兵助「わかってる。」
雷蔵が兵助に合図すると、勘右衛門からAを奪い離れた。
雷蔵「勘右衛門?言葉の言い方って物があると思うんだけど?」
勘右衛門「え!?い、いや、あの…本心です!」
雷蔵「殴るよ。」ドゴ
雷蔵は勘右衛門を殴り飛ばした。
雷蔵「何か言うことは?」
勘右衛門「ごべんなざい…」
伊作「留さん…本当に気をつけた方がいいよ。あまり、ロリコン過ぎると僕、留さんとのつきあい方を考えないといけないから……」
留三郎「伊作!?わ、悪かった。なるべく気を付ける………」
兵助に助け出されたAはというと
A【久々知先輩、なぜ先輩方は殴られたり怒られたりしてるんですか?】
兵助「Aは、わからなくてもいい事だよ。さぁ、こっちはいいからは組の所に行こうか。」
兵助は、Aを抱っこしながら歩きだした。
A【!?く、久々知先輩!歩けますよ!】
兵助「すぐそこだし大丈夫だよ。はい、着いた。」
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - え、好き、愛してる💪(・ω・`)ムキィ (2023年2月13日 23時) (レス) @page17 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
関西弁大好き - めちゃ面ろいわぁ〜〜〜!!!!! (2022年4月16日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - 朱鳥さん» 更新頑張って下さい! (2020年9月28日 7時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - (名前)アネモネさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます。他にも誤字脱字とかもあるとは思いますが落ちついた時にでもまとめて直させていただきます。 (2020年9月27日 20時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)アネモネ(プロフ) - とっても面白いです!間違っていたらすみません。保険委員会のところの“保険”って“保健”では無かったでしょうか? (2020年9月27日 15時) (レス) id: 866dd7e788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鳥 | 作成日時:2019年7月8日 7時