忍術学園一年は組には女の子がいる

２１話 ページ22

庄左ヱ門チームが来る少し前


団蔵「とりあえず、教室に着いたけどどうする？」


A《えっとね、とりあえず庄左ヱ門くん達の性格と特技を教えて欲しいの。》


喜三太「何で？」


A《私は、まだみんなの事わからないから、知りたいし向こうのチームがやりそうな事とか、先読み出来るかもしれないでしょ？》


虎若「相手の情報を手に入れるっていうこと？」


A《うん、そういうこと！》


伊助「そうだね…庄左ヱ門は、は組の中じゃ頭がいいほうで、まだ入学してから２週間しか立たないけど、何かする時いつも作戦を考えるのは庄左ヱ門だよ！」


団蔵「それから、乱太郎は優しくて足が速い！きり丸はお金の事には敏感だけど鋭いとこもあるね。」


喜三太「しんべヱは、おっとりしてて食べることが好き。あと嗅覚がスゴくて力持ち。」


三治郎「兵太夫は、からくりが得意でよく余計な一言言ってる！それでよく怒られてる！何でか僕も巻き添えくらうけど。」


虎若「それは、顔が笑ってるから！金吾は、剣術が好き！だけど、少し気が弱いかなぁ。」


Aは、それを聞き少し考えてから


A《あのね、この中でこっちの作戦を盗み聞きしそうな子っている？》


団蔵「いるとすれば、きり丸か兵太夫かな。」


A《うぅーん。可能性があるなら、場所を変えたほうがいいかも。》


伊助「考え過ぎじゃない？」


A《いや、深読みしたほうが作戦がバレる事が少ないと思うから、私の部屋で作戦会議しよ。》


団蔵「まぁ、Aが言うことだし作戦を考えるのも大将の役目ってことだしね！」


虎若「それじゃあ、みんなで行こ！」


A《あ！教室に一人だけ少しの間だけ残っていて欲しいの！》


喜三太「どうして？」


A《盗み聞きしに来たのに、誰もいないと不信に思われるし、心配かけるかもしれないでしょ？あと、来た時に誰かがいてやっぱり来たって言うと、あっちの考えが読まれてるって事では深追いしてこないと思って！》



喜三太「なるほど！なら僕が残ってるよ！」


A《ありがとう！庄左ヱ門くん達が来たらその事を言って私の部屋に来てね！場所は庄左ヱ門くんと伊助くんの隣だから！》

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