忍術学園一年は組には女の子がいる

１７話 ページ18

は組、い組「ごちそうさまでした！」


A【ごちそうさまでした！】


お昼ご飯を食べ終わった、は組とい組の子供達は他の人達の邪魔にならないように食堂を出る事にした。


すると、Aは食堂を出る前に食堂のおばちゃんの元に行き

A《凄く美味しいご飯をありがとうございました。》


食堂のおばちゃん「いいんだよ、いつも作っているんだから！」


A《あの私も、料理は作れるのですが出来る事を増やしたいので、よろしければ手が空いた時でいいので、教えていただけますか？》


食堂のおばちゃん「私で良ければ教えてあげるよ！」


A《ありがとうございます！また来ます！》


金吾「A〜？早く行くよー！」


Aは、その声に食堂のおばちゃんに礼をして皆を追いかけた。



庄左ヱ門「午後の授業まで、どうする？確か、は組は実技だったはずだけど。」


彦四郎「僕たちは、午後の授業の予習をするつもりだよ。」

左吉「まぁ、い組だからね！」


きり丸「うぇ〜、本当にい組は予習するの好きだよなぁ…」


一平「は組も、予習をしたら？」


は組「いや！」


い組「言うと思った。」


Aは、苦笑した。


伝七「Aは、勉強出来るなら僕たちと予習しない？」


は組「Aは、僕たちといるんだ！」


伝七「何で、お昼休みまで一緒にいる必要があるんだ！」


兵太夫「僕たちが一緒にいたいから！」


伝七「お前たちが、勝手に決めるな！A！どっちといたい！」



Aは、そう聞かれオロオロしてしまった。すると


？「あぁ、お前たちこんな所にいたのか。」


は組、い組「？」
A【？】

道の角から山田先生が出てきた。


は組、い組「山田先生！」
A【山田先生！】



山田先生「は組の子供達、午後の授業で言っておく事があってな。って、何やらAが困っているようだが？」


伝七「いや、あの…」


兵太夫「お昼休み、Aはどっちといたいか言い合ってたんです！」


山田先生「どっちといたいってお前たちなぁ…。
まぁ、いい。は組の子供達、午後の授業は２つに別れて合戦をする。合戦といっても大将を決め、大将が作戦を決め大将を討ち取ったほうが勝ちというものだ。
大将は、庄左ヱ門とAだ。」


庄左ヱ門「！」
A【！】

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