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私は、先程先生が呼んでるよことを知らせてくれた子に
場所を聞くと、体育館にある体育準備室だという。

何故、体育準備室なんかに呼ばれたのかは疑問だが、言われた通りに向かうことにした。




体育準備室の扉は閉まっていて、中にいるのかと思い
扉を開けて中に入り、辺りを見渡すが、誰もいない。

準備室の中は暑くて、中で待つのは到底不可能だと思い、外に出ようとしたその瞬間_______






ガチャン_




『へ?』






スライド式の扉が音を立てて閉まったのだ。




『ちょっと、なんで!?』




扉を開けようと力を込めるも、扉はビクともしない。



『嘘でしょ……』




「嘘じゃないわよ」



扉の向こう側から、聞き覚えのある声。



『え、涼夏さん?』


涼夏『ええ、そうよー?どう?閉じ込められた気分は?』



『え、どういう事ですか?』



涼夏『先生に呼ばれたって言われたでしょ?それ、嘘だから。誰も呼んでないわよ』




涼夏はフフっと笑った。





『え、、じゃあ、』





涼夏『私が指示したのよ』





なるほど、全てが繋がった。
さっき、私を呼び出したのは
涼夏さんの策略だったのか。





涼夏『誰かが見つけてくれるといいわね。』



『え、ちょっと待って!!開けて!!』





扉を何度も叩いて涼夏さんに開けてと叫ぶも

足音は遠のいていき、聞こえなくなった。





『あ、携帯……!?』


『やばい……カバンの中だ……』





私はカバンの中に携帯を入れて置いてきてしまったことに気がついた。

先輩に連絡しろって言われたのに……

完璧に忘れてた……


______________



今日はいつも以上に気温が高く、お日様デリデリ。

よってこの体育準備室は、とんでもない高温だ。






『あっつい……』






汗が流れるように出てきて、気持ちが悪い。

当然、扇風機などの涼むようなものも無ければ、水分もない。

私の身体は限界に近かった……






意識が飛びそうになったその時、扉がガラリと開いた。


うっすらと見えた、先輩の姿に安心した。





『…渉……先輩……』




浦『A!!』





私の名前を呼んだ先輩の声を最後に、私は目を閉じた。









_______


明日、先輩side書きまーす!

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(プロフ) - めっちゃドSなうらたさんカッコいい(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠) (10月8日 21時) (レス) @page25 id: 7af3ce7feb (このIDを非表示/違反報告)
睡-スイ-(プロフ) - 主人公チョロQよりちょろいですね(????????) (2020年1月6日 9時) (レス) id: 43464582ec (このIDを非表示/違反報告)
てるち - 桜見-Hanami-さん» な、なんか変なところが小文字に…wwww (2019年7月11日 23時) (レス) id: 4f318e08ec (このIDを非表示/違反報告)
桜見-Hanami-(プロフ) - てるちさん» ぁりがとぅでs((殴← (2019年7月11日 22時) (レス) id: d6080fd312 (このIDを非表示/違反報告)
てるち - 桜見-Hanami-さん» 小文字厨可愛いですよwww (2019年7月11日 12時) (レス) id: 4f318e08ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜見-Hanami- | 作成日時:2018年11月2日 18時

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