【A3!】魔性のゆる男【男主】

Act.1 佐久間 咲也 ページ2

いづみの提案でお手伝いとしてMANKAI寮に移り住むことになったA。


提案された翌日、さっそくMANKAI寮にお邪魔することになった。



い「さ、入って入って！」

『お邪魔しまーす…』




ガチャ、と大きめのドアが開いて寮の玄関が見えた瞬間、人影が目に飛び込んできた。




咲「あっおかえりなさい、監督！」

い「咲也くん、ただいま！」

咲「あれ、お客さんですか？」

『初めまして』

い「今日からお手伝いさんとして住み込みで働いてくれる、三浦Aくんだよ！」

『どうも、三浦Aです』

咲「そうだったんですね！俺、佐久間咲也っていいます！よろしくお願いします！」





太陽のような笑顔を向ける咲也に、Aは思わず目を細める。

その笑顔につられて、Aも普段は眠そうに細めている目をにこやかにして。






『こちらこそ、よろしく』


咲「ーーっ」



い「じゃあ、他のみんなにも挨拶回ろうか！」

『うん』





いづみはAの手を引いて、多くの団員が集まっているであろう談話室に向かう。

その場に立ちすくんだ咲也はーー





咲「……綺麗な笑顔、してた…///」






熱くなる頰と心拍数の上がる心臓を押さえていた。

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