私、トリップしてモテまくるの!?【名探偵コナン】

file.08 連絡先の交換(降谷side) ページ11

降谷side

ーーいつもはぐらかされる、Aさんの連絡先。今日やっと聞く事が出来た。全員に教えてくれたAさんは、やっぱり優しい。…俺だけに教えてくれればと言う言葉は、飲み込んでおこう。

A「私の連絡先なんて、知っても得しないよ??と言うか松田さん、なんで写真撮るかな」←

勝手にAさんの写真を撮るとか。羨ましい。←

降谷「今日は女の子の姿だな。数日前は男の格好だったけど」

緑川「マジか。俺も見たかった」

A「えっ、見なくて良くない??」

今日の服装は、不思議の国のアリスに似たロリータ系なんだとか。俺が見付けた時、慌ててたな。驚いたのもあるけど。メイクも可愛い。松田、いい加減にしないとAさんが怒るぞ。

A「伊達さん、松田さんってロリコン??」←

松田「Aさん限定のな」←

A「私、ロリじゃないよ??」←

首をコテンと傾げる。可愛すぎか!!俺が机に突っ伏すと、慌てだした。萩原と伊達は笑ってるし。わかってるけど、其処まで笑うか??緑川まで写真を撮り始めただと…!?

A「…仕方ない、写メで私にもちょうだい。後、皆で写真撮ろう??これ、写真立てに入れて私の家に飾るから」

伊達「焼き増ししてくれ。俺も飾るから」

と言う事で、人数分焼き増しして貰う事に。Aさんの物…なんだ、あれは??で撮り、次に会うまでにしておくと約束してくれた。楽しみだ。

緑川「なぁ、歳も近いんだし呼び捨てにしても良いか??お前等もどうだ??」

A「それ、私も思ってた。私はなんでも良いよ。ちゃんでも名前だけでも。零くんはそのままとして…。維さん、航さん、研くん、陣くんでどうかな??」

Aが乗り気なのもあって、皆呼び捨てにする。なにを考えたのかわからないが、少し照れたようで。…頬の赤いAが可愛い。俺の名前を呼んでほしい。

緑川「俺の名前、呼んで??」

A「維さん♪」

緑川も思ったのか、実行した。机に突っ伏した緑川。…あの破壊力。わかるぞ、緑川。

萩原「緑川の気持ち、わからなくないな。降谷が一番わかるだろう??この事に関しては」←

俺に教えてと言わんばかりに見てくるけど、視線を逸らした。無理だからな。

A「研くんは??わからないの??」

萩原「俺はまだかな。松田は??どうなの??」

松田「…………」

松田まで突っ伏していた。松田、お前もか。

伊達「重傷だな」

萩原「そうだな」

２人がそう締め括った。Aはわからないって顔をする。そうだろうな。

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