ビビり47 ページ47
茶「女ヤんなら手伝うぜェ。…いつまで綺麗事言ってられンのか見物だ」
ヒ「Aちゃん！出久くんの妹何だってねぇ！かぁいいねえ…！！でも血まみれになった方がもっと可愛いと思います…！！…手伝おうか…？」
ヒュッと息を飲む。
私の肩を抱くかっちゃんの力が強まる。
なにかなにかなにか。この状況を打破する何か…！！
「どーもォ、ピザーラ神野店でーす」
「…！！！」
オールマイト…！
それに他のヒーローの方々も駆けつけてくれて
悪夢のような形成は逆転した。
オ「怖かったろうによく耐えた！
ごめんな…もう大丈夫だ少年少女！」
爆「怖くねぇよヨユーだ！」
「こ、怖くなんか…っ無かったです…！」
かっちゃんにつられて何故か私も強がる。
もう大丈夫。
そう思った瞬間、口の中に違和感が。
あっという間に何かに飲み込まれた。
「うっ…ゲホッ！ゲホッ…！！」
気がついたらさっきとは違う場所にいた。
辺りを見渡すと、少し離れたところで
かっちゃんが誰かに話しかけられているようだったので向かおうとすると、 来るなと叫ばれて
ビクッと足が止まる。
かっちゃんに話しかけていた人物がゆっくりと振り返り、
この場に似合わない至極落ち着いた声で言った。
「やあ。来てもらってすまないね。A。
弔が君を必要だと判断したんだ。」
ゾッ…！！
その人が振り返った瞬間その人に話しかけられた瞬間
全身の血が引いて力が抜けてガクガク震えて
私は立って居られなくなって
倒れそうになる。
倒れそうになった所を誰かに支えられる。
4本の指で。
死「絶対逃がさねェよ…」
「！！！」
私は掴まれていて、
かっちゃんは私の方を気にしながら数名の敵と戦って逃げる隙を伺っている。
オールマイトも私とかっちゃんを気にして
動けないようだ。
私は完全に足でまといで役立たず。
それでいいの？
怖がって震えてるだけでいいの？
…いいわけない！！
震える足にグッと力を入れて、
私は自分の周りの空気を操って風を起こし、
死柄木弔を後方へ押しのけた。
死「…！！クソッ…黙って震えてりゃいいのに…！！」
それを見て数名の敵を蹴散らしたかっちゃんが
すぐさま私の腕を掴み後ろに下がらせた。
爆「もう離れんなボケ！」
「うんっ…！！」
泣きそうになるのを下唇をかんでグッと堪える。
泣くのはまだだ。今じゃない。
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
