ビビり12 ページ12
「はぁ...はぁ...」
所詮私のザコ体力だとここら辺が限界です。
なんか凄い綱渡りの前で体育座りをして休む。
すると横に心操くんが現れた。
心「さっきの。ロボすごいじゃん。ぺったんこ。 そんだけすごい個性があってもビビりなの？」
「え、だってさっきのはロボだし倒れてきて怖いし無我夢中で使ったんだよ。
あんなの日常的に、ましてや人に向けて使える訳ないし。何の役にも立たないよ。冷暖房に使うくらい。」
人に対して使ってしまったら...
スプラッタじゃん！！怖いー！！
こんなの使えないよ！
心「でもさ、個性空気なんだろ？例えば空気を凝固させてここを渡るとかできないの？さっきB組のやつで
そうしてる奴がいて、周りのヤツか言ってたけどそいつの個性は空気凝固らしい。お前の方が上位互換ぽいしやれるんじゃないの？」
「空気固めたって下透明じゃん！！！むりむりむり！
下見たら怖くて渡れないよ！！！」
ひいいいぃぃ...想像しただけで怖い。
心操くんは「勿体ないな...」と言ってどこかへ行ってしまった。
ガッカリさせたかな...でも私は、
この奈落の底のようなステージを覗くだけで怖いのだ。
真っ暗で、吸い込まれそう。
暗いのは、なによりもすごく怖い。
そうして私は早々にリタイアし、
観戦と決め込んだ。
リタイアすると、同じリタイアしたルナがすぐそこで待っていてくれた。
さっすがぁぁぁぁ！
観戦席まで1人で帰るの怖すぎると思ってたんだからァ！
ル「私マジで寒がりだからあんたの個性超便利だね。冬の教室頼むね」
「えへへーいいでしょ！夏も冬も任せろ！」
観戦席で騎馬戦を応援し、昼休憩となった。
ル「トイレ行ってから昼食べいこーぜ」
「いくいくー！」
女子トイレ混んでるな〜。
壁に背を預けて待っているけれど
ルナ、なかなか戻ってこない。
ん？あのツンツン頭は...
「かっちゃ...んー！むぐーっ！」
見慣れたツンツン頭を見つけていつもの様に突撃したら、
何故か口を塞がれしゃがまされた。
ん？誰かの会話が聞こえる...あっ！出久と、
私を危機に晒しまくった紅白頭じゃん！
コソコソ...
「むぐっ...かっちゃん、盗み聞き？」
勝「だぁーってろ」
なんだか重たい話が繰り広げられていた。
個性婚...初めて聞きましたあたい。
話が終わると2人は去って行った。
あー出久〜
会いたかったのに〜。
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莉緒(プロフ) - けいこさんの書くかっちゃんが素敵すぎる…！ほんとに可愛い優しい大好きです！！素敵な作品をありがとうございます🩷 (4月4日 20時) (
レス) @page50 id: ff1884054a (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - いちきちゃんさん» 応援ありがとうございます♡頑張ります(*^^*) (2023年2月16日 6時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします！更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月15日 23時) (レス) @page46 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
けちょ(プロフ) - かいさん» かい様 わー！嬉しいコメントありがとうごさいます！(*^^*)♡ (2023年2月15日 19時) (レス) id: 4b0d6b848e (このIDを非表示/違反報告)
かい - コメント失礼します！めちゃ面白い作品ありがとうございます！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page43 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けちょ | 作成日時：2023年2月1日 10時
