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潤side
「こっち視線ください」
「もうちょいセクシーに」
「服脱いでみて」
カメラマンの命令に従いながら、俺は目の前のカメラを見つめる。
視線をそのままに、指をズボンのボタンにかける。
ぱちっとボタンを外して、下着が見える位まで少し下げる。
「あ、そうそう。そのままね」
今の衣装は長めの白Tシャツにジーパン。
その上から水かけられて、Tシャツが肌に吸い付く状態。
夏だし、丁度気持ちいい感じ。
「……OK、ありがとう」
カメラマンからのOKを貰い、俺は頭を下げてスタジオを出た。
スタジオの直ぐ側に澪がいて、俺を見つけると駆け寄ってくる。
「潤、次も撮影。行くよ」
「あいよ」
澪の車に乗り込み、一息つく。
撮影は楽しいけど重なったりすると疲れるんだよね。
「次撮影したら、インタビューだから」
そう言った後、澪は「はい」と俺に珈琲を渡してくれる。
さんきゅ、と呟きそれを受け取った。
ぐい、と飲み込むと喉が潤され疲れも少し無くなる。
「……カリスマモデルは大変ですね? 」
「うっせ」
からかうように口の端を吊り上げる澪。
頭をべしんっと叩き、べぇと舌を出した。
「ほんとのことじゃん」
……カリスマ、ってのが何かはよく分からないけど。
最近雑誌の表紙を飾らして頂ける機会が増えたのも事実で。
着々とだけど、やっていけてんのかな? って思う。
まぁ、まだまだだけど。
「……着いたら起こしてやるから、寝とけば」
「ん。ありがと」
澪が助手席は毛布を取り出して俺にかけてくれる。
お礼を言って、30分程の睡眠を挟むことに。
結構疲れてたのか毛布にくるまった瞬間、眠気が襲いかかってきた。
「……潤、起きろ」
「……んん……? ……着いた……? 」
ゆさゆさと身体を揺さぶられる感覚で目を覚ます。
目の前には澪のどアップ。
「着いた」
「さんきゅ」
澪にお礼を言って、車を降りる。
……今度何か奢ってやろーかな。
なんて思いながら、俺は次の仕事へ向かった。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
