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翔side
「……翔にぃ、一緒に寝て良い……? 」
1番最後にお風呂に入った智にぃが帰ってきて。
5人でテレビを見ながらほっこりしていると。
潤がそんな爆弾発言を落としてきた。
「「ぶふっ!? 」」
ちら、と視線を移すと智にぃと雅紀にぃは珈琲を吹いていて。
和にぃは俺のことをにやにやと見ている。
……昨日はこんなこと言わなかったのに……。
「……潤、一緒には……」
「……だめ? 」
寝れない、と言おうとしたのだが。
段々潤の目が潤んでって、泣きそうな顔と声でだめ? なんて言われたら……。
「是非喜んで」
って言うしかないだろ!?(彼は重度のブラコン、兄バカです)
「んふふ、翔オチたね」
「まぁあの顔で言われたらねぇ」
他人事だと思って……!!
のんびり言う智にぃと和にぃをきっと睨む。
「行こ、翔にぃ」
俺は潤に腕を引かれ、潤の部屋へ。
潤の部屋は綺麗に整頓されていた。
右側にベッド。それに向かい合うようにテレビが置かれていて、その横に本棚。隅の方に勉強机。
「もう寝る? 」
「んーん、げーむしよ」
ね? と首をかしげて潤が笑う。
けどその声はどう考えても眠そうで。
「……眠いんだろ? 無理すんなって」
「ねむくないよ……。げーむするの!! 」
「ゲーム? 何の? 」
「……んっ、いまおれはちょーおこってます。なぜでしょー? 」
それゲームじゃなくてクイズじゃね?
と言うより先に問題文に疑問が浮かんだ。
怒ってる……って潤が?
「潤、お前怒ってんの? 」
「……」
「潤? 」
寝てるし。
俺は潤をベッドに運び、寝かせて布団をかけた。
……和にぃなら何か知ってるかな。
俺は潤の部屋を抜け出し、リビングへ向かった。
「……和にぃ」
リビングでは兄達がテレビを見ていた。
声をかけると、和にぃが此方に視線を向ける。
「……どうしました? 潤君は? 」
柔らかい声で和にぃが問う。
俺は、和にぃ達の座っているソファの隅にぽんっと腰を下ろした。
「寝ちゃった。……ね、俺潤に怒られることしたかな」
俺が聞くと、和にぃが目を丸くした。
「……言っちゃったんだ……。それは、翔が自分で考えないといけないんじゃないですか? 」
「……だよ、ね」
和にぃはぼそっと何かを呟いた後、俺の目を真っ直ぐ見つめてそう言った。
その言葉はすっと頭に入ってきて。
俺は頷いて、部屋に戻った。
「……何怒ってんだよ……」
なんて俺の呟きは潤に聞こえることなく。
俺も布団に体を滑らし、夢の世界へ旅立った。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
