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〜テスト中の心の声〜
和也side
「配るぞー」
試験監督の先生が、真っ白のテストを配っていく。
まず解答用紙。
その後に何枚かの問題用紙。
(……問題用紙4枚ですか。1枚に10分程度として、見直しの時間は十分ありますね)
頭の中で計算して、試験が始まるのを待つ。
チャイムが鳴るまで後3分。
「……始め」
担任の合図と共に、紙を捲る音が競争のように鳴り響く。
私は特に急ぐこともせず、ゆっくり解答用紙を捲った。
(……古文……。苦手なんですよね……)
昔の言葉が並ぶ問題用紙。
これは後回しにしましょう、と私は違う問題用紙に手を伸ばした。
翔side
はじめの挨拶が終わると、担任がテストを配り始める。
最初は数学。
あんま好きじゃねぇんだよなぁ。
「……始め」
チャイムと同時に担任の声が聞こえ、俺等はシャーペンを取り解答用紙を埋め始めた。
シャーペンを紙に走らせる音とかちかちという音だけが教室を支配する。
(……この時間好きなんだよなぁ……)
雅とかに言ったらどん引きされそうなことを思いながら、俺は問題用紙に目を通した。
潤side
何でテストとかあるんだろ。
無くても誰も困らないのにさ?
なんて文句を言ってもテストは回ってくるわけで。
「……ふはっ……」
前の席の澪が、俺の顔を見て笑いを溢す。
なめてんのか。
後で殴ろう、と決意して俺は問題用紙を後ろに回した。
最初は数学。
「……始め」
問題用紙を凝視していると、担任の声が聞こえた。
俺は問題用紙を捲り、問題を解き始める。
(……? わかんね、パス。……パス)
……パスばっかじゃねぇか、俺。
テスト返しの状況が予想できて、俺は頭を抱えた。
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0915ARS - これすごい面白い！そろそろ恋とか入れて欲しい！後ファンクラブの詳しい下り入れるとか… (2019年10月16日 20時) (
レス) id: a982556a6b (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - あいさん» 本当ですか? そう言っていただけてとても嬉しいです!! またリクエストお待ちしておりますね!! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます☆楽しく読ませてもらいました(*≧∀≦*) (2019年8月2日 17時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
小,加 - はい！ 全然大丈夫です！ 楽しみに待ってます (2019年8月1日 8時) (レス) id: c2b14c6c1f (このIDを非表示/違反報告)
嵐_翔潤_ - 小，加さん» リクエストが、前のリクエストと被ってしまうのでいくつか間を空けてから書かせていただいてもよろしいでしょうか? (2019年7月30日 22時) (レス) id: 7d8c2c7b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐_翔潤_ | 作成日時：2019年7月12日 7時
