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本能で逃げたい ページ22

ベルモットに解放されてからバーボン(降谷)とスコッチ(諸伏)に連行されトボトボと歩いているが、誰一人として声を発しない




『(き、気まずい………!!)』



Aはあまりに気まずいので俯いて(今彼らの顔を見たらあの世に逝かされる気がして)足元を見ながら着いて行く





バ「ここまでくれば大丈夫だろう」



誰にも付けられてないな?とバーボンがスコッチにアイコンタクトで確認をし組織に付けられてないと分かると





バ「両手を頭の後ろにしろ」


『…え?』


早く、と言わんばかりに冷たい視線にAは即座に言うとおりにする




バ「僕は前側、スコッチは後ろ側をお願いします」


ス「了解」


『え………!!?』



そう言うとバーボンとスコッチはAの身体にペタペタと触り始めた



『ちょ……!!!何するんですか!?』


ス「すぐ終わるから……」


スコッチはAの耳元で動いちゃ駄目だよ、と囁き、Aは背筋がゾクッとするのを感じ大人しくことが終わるのを願った




降「よし、盗聴器は仕込まれてないな…」


楽にしていいぞ、とバーボンとスコッチは組織の顔ではなく降谷と諸伏に戻る








『急に何するんですか……!』


Aは突然のことに顔から火が出る思いで二人から数歩距離を取る




降「何って盗聴器が仕掛けられてないか身体検査をしたんだが?」



何か問題でも?と言いたげな降谷にAは大いにある!と申し立てた



諸「まぁまぁ、オレたちが知り合いだとベルモットに感づかれると怪しまれるだろう?」



『…………確かにそうですけど』



危うく昇天するところだったわ、とAは心の中で毒づきため息をする





『そういえば何故ここにいるんです?』



ここは日本ではなくアメリカ



日本でもなかなか出会わないのに異国の地でまさか潜入捜査中の二人に会えるとは予想だにしてなかった




降「僕たちは組織からFBIの赤井を探せと命令されて遥々ニューヨークまで来たんだ。

以前僕たちと一緒にいた長髪の男だ」


見かけてないか?と降谷は一瞬バーボンの表情になり獲物を逃さない目つきにAはドクリと脈が強く打つのを感じる



『……見てないです』


Aは目線をずらし、二人には申し訳ないが明美のためにも嘘をつく





降谷はAの視線に気づいていたが、模索はせず「そうか」とだけ言った

私怒られることしてないのに→←知らないほうが幸せっていう言葉もある



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サンスー(プロフ) - Ray_鈴さん» コメントありがとうございます!長らく更新をせず申し訳ありませんでした(;_;)続きを楽しみにしてくださりありがとうございます!少しずつ更新をしていきますので今後もよろしくお願いします! (2022年12月4日 19時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray_鈴(プロフ) - 作品すごく面白かったです!終わってしまってるのがすごく残念です…続きが気になるので更新楽しみにしてます!頑張ってください (2022年12月1日 11時) (レス) @page39 id: 23eec1137f (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - bloom111714さん» コメントありがとうございます!お褒めいただき感謝です。作者も実際に刑事として活躍する警察学校組が見たかったなって思います。更新が停滞気味ですが書きたい話がたくさんあるので楽しみにしていただけると嬉しいです!(必死) (2022年7月30日 21時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)
bloom111714(プロフ) - 楽しく拝読させて頂きました。こんな風に笑いあって時に言い合っている姿を思うとこういう風景が見たかったなと思います。何度読み返しても楽しめています!素敵なお話をありがとうございます。 (2022年7月29日 10時) (レス) @page34 id: 11ae776bcd (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - 幸恵さん» ここまで作品を読んでいただきありがとうございます!指摘ありがとうございます!!修正しましたので今後もよろしくお願いします。 (2022年6月2日 20時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンスー | 作成日時:2022年5月22日 0時

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