翔くんの妹3 (ページ3)

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◎ ページ3

櫻井翔 side

“メンバーの話しないで！！翔くんなんか嫌い！！”

大きな瞳から涙を流されながらそう言われた時、すごいショックだった。

俺とAは歳の差がすごいあって、Aが生まれた時、ちょうど俺は嵐としてデビューしたから全然構ってあげられなかった。

(しょおくん、あのねAお手紙____)

母(Aちゃん、お兄ちゃん忙しいからまた今度ね)

(やだやだ！！Aも翔くんと遊びたいよ～泣)

あの後、母親がAを寝かせた後、俺の部屋にきて、1枚の画用紙を渡した。

“しよおくんおしごとおつかれさまだいすき”

その画用紙は今でももっていて、なんなら仕事場にももっていってる。

そんな大切な妹がメンバーとうまくいってないって気づくことができなかった。

ごめんな、A。

俺はニュースで大切な妹が握手会で刺されたことを見ていなかった。