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『一目惚れ』 ページ10

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『私、AAっていうの。

骨折とかじゃなくて少し大きい傷ってだけだから

短い間だろうけどよろしくね。』

「よ、よろしくお願いします…!」


炭治郎…こいつどうしたんだ?

まだ耳が赤くなってるし、すごい汗だ。どうしたんだろう


「炭治郎、すごい赤いし汗がすごいぞ。熱でもあるのか?」

『本当だ…早く寝たほうが……』

「そ、そうですね…じゃあそうします…」


炭治郎はそそくさと寝床に入って布団に潜り込んでしまった。






俺は知らなかったのだ。

この時、炭治郎がAさんに一目惚れしていたことを。





ーーーーーーー





ーーーーーーー



翌日__




……炭治郎視点にて……


那谷蜘蛛山の怪我がだいぶ治って動けるようになって来た頃…

しのぶさんに機能回復訓練を受けるようにと伊之助とともに言われた。


そして_

その訓練の内容は思っていたのより過酷で精神がやられそうになって

いつもヘトヘトの状態で病室に帰って来ていた。


今日もその訓練を終わらせ、ヘトヘトの状態で病室へとフラフラ向かっていた。


薬湯を何回もかけられたからか薬臭い……

早く寝よう__といつも通り自分の病室まで向かった。


病室を開けると、善逸が心配してくれたのか話しかけてくれていた。


「あ、あぁ…大丈夫だ。善逸___」


その時だった。

なんとなく周りを見渡そうとしたら、


見た覚えのない少女がいたのだ。

星の光に染まっている柔らかい髪…華奢な身体…白い肌…___

美しい瞳。そして__

鼻腔に届くスミレのような爽やかな甘さ……


俺はその少女にクギ付けになり、一段と今まで出会った人物の中で輝いて見えた。

疲れていたのか自慢の鼻は機能してなく匂いなどで気づかなかった。



その少女の名前は、『AAさん』というらしく、

その日からずっと熱がこもっていて訓練に集中できなく、アオイさんに怒られる毎日で、


Aさんと出会ったあの夜のことが忘れられない……

それになぜか最近寝ていないし…体がぞわぞわするし…心臓がうるさい__


もしかして…__風邪でも引いたのかな?

.→←.



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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月25日 16時

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