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『っ……やばいしぐじった…』
任務先に向かうと、師範が受けるはずの仕事だったからか
私が思っていたのより、厳しい戦いだった。
相手はただの下弦の弐なのだが、
それだけならまだしも、他にも無名の鬼がわんさか沸いているのだ。
これ本当に私1人で受ける任務なのかな!?
斬っても斬っても沸いてくる……下弦の鬼を襲おうとすると、
すぐに他のにが襲って来てなかなか斬れない
下弦の血鬼術ってもしかして、周りの鬼を呼び寄せることなのかな…
「早く出てこいよアマァ、数の暴力で食べ尽くしてやんよォ…
ヒヒヒ……」
師範なら…どうするのかな…
__とにかく、戦わないと、
私は岩の陰に隠れていたが、刀を持ち、足を引きずりながら鬼たちの前に現れた
「みんな早いもの勝ちだぞ!」
「足は怪我してやがる!今が食い時だぁ!」
鬼たちは一気に襲ってくる。私は少し心に怒りをためていた。
_これだから鬼は……!!!
私は呼吸にさらに集中をして、刀の持ち手を力強く握る
【炎の呼吸、肆の型 盛炎のうねり!】
「まだまだいるぞ!アマァ!
俺たちが絶えるか、お前がくたばって俺たちがお前を喰うかだァ!」
『言ってくれるじゃない!馬鹿共が!』
そう言って足に呼吸を集中して思っ切り飛んで
型で鬼を斬りながら下弦の元へ伝う
こうなったら複数の鬼ごと、下弦を斬り裂いてやるッ!!
呼吸を整え刀を握り直す。
【炎の呼吸奥義…玖ノ型 煉獄!】
自身が炎のようになったかのように複数の鬼をまるごとえぐり斬って
ついに下弦の鬼の頸に刃が届く。
『残念。お前らが絶えるのが先だったみたいだね』
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そして、ついに全員の鬼含め下弦の鬼の頸を断ち斬れたのだった。
「…__!!!
は、速い……こんなアマにィ……!」
そんな言葉をいいながら灰になって消えていった……
それと同時に日が昇る。明るい日差しがだんだん差し込んでくる。
その瞬間安心したのか、脚の痛みが戻り
響く重い痛みに思わず地面に座り込んでしまった。
『……っいった。
こんなんじゃ甲だろうが、一生柱になれないですね。師範…』
そう独り言を言いながら朝日を眺めたのであった。
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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙 | 作成日時:2021年11月25日 16時