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「うおおおおおおおッッッ!!!」


炭治郎くんは蝶屋敷の柵の上をひたすら全集中の呼吸をできるだけ少しずつ長くしながら、

何周も往復して走り続けていた。

炭治郎くんの額には汗がきらりとひかっていた。


『よーし!それ終わったら、大岩を持ち上げながら全集中ねー!

炭治郎くーん!努力よー!』

「努力ッ!努力ぅぅぅ!!」


心を鬼にして竹刀を持って仁王立ちしながら炭治郎くんに大声で命令する。

炭治郎くんもそれに答えてひたすらはしりこんでいる。

師範は、さっきアオイさんが作ってきてくれた饅頭を頬張っている


「憂い憂いしいな。」

『ですね……昔の自分を見ている感覚です。』


師範にも努力って言葉をかけられてひたすらずっと鍛えていたっけな…懐かしい。

全集中がずっとできるまではすごくしんどかったぁ…


でも慎寿朗様にあんな事言われて逆に火がついちゃって、

血を吐くほどしんどくてもひたすら頑張っていたな…__甲になった時は嬉しかった思い出…


まぁ、まだ認めてもらってないけど。



____私も頑張らなきゃ。



---【Aさん…好きです__】---


パンパンッ!!!!


またあの夢の内容を思い出し両手で強く自分の頬を叩く


『(まただ…今日ずっとこんな感じ…__熱でもあるのかな…)』

「どうしたんだ!?A、急に頬を叩いて、真っ赤っかになってるぞ!」


師範は饅頭を全て食べ終えたのか、いつの間にか

私の横にいらっしゃった。

突然私が頬を叩いたのでびっくりしたようだった。



『あの、師範……___


じ、実は…変な夢を見てしまって…』

「変な夢か!」

『詳しく内容は言えなくて…』

「うむ!」


ぽつりぽつりと相談事を師範につぶやくと

それの倍ぐらいの大きい声の返事が返ってくる。


『あの、知り合いの男性が…私に、こ、くはく…する夢を…』

「うむ!めでたいな!」

『夢のせいで…その男性のことばかり考えてしまって…

ぼーっとして熱もあるみたいでため息が止まらないのです』


師範はふむ…と顔をうつむいたかと思うとすぐに顔を上げた。


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.→←『間接』



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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月25日 16時

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