. ページ17
.
「__え、いまなんて…。」
思わず心の声が出てしまったことに気づいたが
動揺したら負けだと思い、そのまま勢いよくAさんの両手を掴んだ
Aさんはすごく動揺していた。
『ぇ…!!』
「Aさん、全集中の常中が身につくまで、
明日から僕に稽古をお願いしてもいいですか!?」
そういうとAさんは一瞬驚いたが、眉を困らせる
柱のそばで稽古を受けていたAさんに修行をさせていただきたい!
いやむしろAさんじゃないと嫌だ…!
『け、稽古…!?
でも、いいの?私まだ未熟で……継子といってもまだ全然…』
「そんなこと言ったら俺の方が未熟ですッ!!」
そうぎゅっとさらに両手を握りしめる。
Aさんは目を丸くして目をぱちぱちさせていた。
そしてしばらくすると笑みがこぼれてくすっとAさんは笑う。
『__ふふ。私なんかでよければ』
「__!!ありがとうございます!じゃあ明日からお願いします!!
おやすみなさい!」
うれしさのあまり、握った手でぶんぶんと握手をしたあと、
俺はまた動揺して固まっているAさんに手を振ってさっさと寝どこに移動した。
「明日から修行だ、がんばるぞ……!」
俺は思わず独り言を呟きながら、寝床にすぐに潜りこんで
意識を眠らせた___
Aさんが急に俺に手を握られて顔を赤くしているのにも気が付かずに…
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
--貴方の視点にて---
あれ、私……いつのまに寝て…
縁側で寝ちゃったのか…
手が暖かくて…なんか安心する__
__あれ、目の前に炭治郎くんがいる。
炭治郎くんが私の手を包んでくれてたのね。
「__Aさん、」
『__? 炭治郎…くん?どうしたの?』
炭治郎くんは頬を紅く染めながら真剣なまっすぐな赤い目で私を見つめている
そして、炭治郎くんは意を決して手を強く握りしめた
どうしたんだろう…
「__好きです。Aさん」
『___ぇ…??へぁ?』
思わず変な声が出てしまった。
今…「好き」って__???
え?え?__私は顔が熱くなっていくのを感じる…
視界がぼやけていたが、炭治郎くんが眉を困らせていた。
目をうるうるさせている__
「一人の女性として、愛おしくて…好きなんです」
『ぇ?__なん、で?』
「だめ__ですか?」
328人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涙 | 作成日時:2021年11月25日 16時