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私は左手のひらをみながらそう告げた
しばらく静寂が続いたが、ジョーカーが口を開いた。
「…これから俺たちと活動しねぇか？」
『＿＿＿……
…
＿＿は？
あんた本気なの？』
私は目をまんまるにしながらジョーカーの方を振り向く。
ジョーカーは真剣なまっすぐな目で私を見つめた。
「あぁ、男に二言はねぇそして、俺とまた勝負をして勝ったら月のしずくは返す。」
「ジョーカーさん…！」
『やだなんでよ。』
私はそっぽを向いた
「じゃあ、能力の部分を俺が補えばいい。お前は相当な怪盗の才能がある。
ってミラクルメーカーの勘が言ってるぜ。
あの麻酔銃も麻酔ダーツも自分で作ったんだろ」
『…そうだけど』
さんざんジョーカーをバカにしたのに？あんなに煽ったのに？
そんなの気まずいし、こいつとなんか…
『…少し考える。』
私はまた寝て、壁の方に寝返りを打った。ジョーカー達の顔をみないように。
ーーーーーーーーー
「みなさんこんにちは、裏社会ネットニュースのお時間です。
DJディーコックどぇ〜〜す！！！！
今日もハラハラドキドキなニュースをお伝えいたします！」
『う…ぅん？』
私はしばらく寝ていたらしく、テレビから跳ねるような声で目を覚ました
「おぉ、起きたか」
すると私のそばでずっと携帯型のゲームをしていたジョーカーが顔を除いた
私は相変わらず冷たい態度を変わらずにいた
『別に…テレビの声で起きただけ。』
「早速ですが、一昨日の晩のジョーカーと制服怪盗少女の勝負の行方について
取り上げたいと思います！！！！」
『…一昨日…？』
「A、丸一日俺のベットで寝たきりだったんだ」
『あんたどこで寝てるのよ』
「ソファー」
なんでそこまでしてくれるんだろうか…私のこと多分嫌いだろうに。
「なんと監視カメラに一瞬だけ少女らしき姿が見えたようです！！」
『…え』
そして、テレビに映ったのは、
不幸中の幸いで顔は暗くてあんまり見えていなかったが
セーラー服を着ている私の姿が
『……＿＿』
「そして、勝負の行方はまたわからずで、前回のように置き手紙もなかったようです！
鬼山警部に聞き込みをしたところ、
怪盗ジョーカーと制服怪盗少女が一緒に飛行船に逃げたととのことです！！
なんで一緒に逃げたのか〜！？
もしかして、ジョーカーの仲間なのかもしれません！！！
これははらはらどきどき〜〜！！な刺激的な展開だ〜〜〜！！！」
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diamond(プロフ) - めっちゃ面白いです！発送力やばば！あと、Deltaruneやってるってマジすか？ (7月18日 19時) (
レス) @page19 id: eed2b10c05 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ、面白いです！ (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - じおらすさん» ええ！！まじですか！ww指摘ありがとうございます！以後気をつけます(˘•̥-•̥˘) (2021年11月14日 7時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
じおらす - 知っていたのですね！ こういう小ネタが大好きなので、舞い上がってしまいました汗 これは完全に蛇足で、わかっていたら申し訳ないのですが…ニュースのMCさんの名前は、『DJピーコック』だったと思います…！すみません、気になってしまい…。 (2021年10月17日 14時) (レス) id: d811add0a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙 x他1人 | 作成日時：2021年9月12日 23時
