【42話ルート:クラピカ】もう逃がさない ページ44
___私は育った旅団を抜けた。
帰り道、雨が降ってきてそのままクラピカが宿泊していた宿に帰った
会話は一切なく、だからこそ団長に言われた言葉がずっと頭をループしている
クロロ「…お前がそう選ぶなら、諦めよう
…行け、次会ったら敵だ。容赦しない。」
部屋の玄関にぼーっと立っているとクラピカは髪をかきあげながら言った
クラ「あがって着替えておいで」
貴『え、クラピカは…』
クラ「私は後でいいよ、それよりお前が風邪なんか引いたら困る
風呂に入って温まるといい」
そう言うとクラピカはタオルを渡して扉を開けてくれた
貴『ありがとう』
そうしてAは張り付いた洋服を脱いで浴室へ
クラピカは入ったのを見越して着替えを台の上に置いた
貴(はぁ…何か一緒にいずら…)
その時だった
貴『…っ!!!!うわあああああああ!!!』
そしてすぐクラピカが浴室の扉を開けた
クラ「どうした!?」
貴『くら、クラピカ!!
そ、そこに…!!!』
指さす方を見ると…
クラ「…ネズミ?」
ネズミはクラピカを見るなり素早く空気口から逃げていってしまった
クラ「…ふぅ、A、大丈夫だ…っ!?」
Aのその無防備な姿に、クラピカの理性は切れていた
貴『ご、ごめんいきなり…クラピカ…!?』
座り込むAに近づき、タオルに手をかける
クラ「悪い、我慢出来そうにないよ」
貴『えっ、な、ちょっ、クラピカ!!』
ザァーっと出るシャワーに打たれながら、クラピカはAに深い口付けをした
時々髪をかきあげながら何度も角度を変えて音を立てる
貴『…っ、く、クラピカ…っ』
するとクラピカは静かに口を離し、言った
クラ「お前はもう、私のものだろう?
もう逃がさない。
オレの全部あげるから、お前の全部…
オレに預けてくれ」
Aはクラピカの首に腕を回し、Yesの代わりに口付けをした___
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ハナミズキ - キルアのお前がいなきゃの話ほんっとにもう涙ボロボロよ (4月4日 23時) (レス) id: 9174215e87 (このIDを非表示/違反報告)
ハナミズキ - キルアのお前がいなきゃの話ほんっとにもう涙ボロボロよ (4月4日 23時) (レス) id: 9174215e87 (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - クラピカ…すきぃぃぃ!!!愛してるよ、私も。 (2021年10月22日 18時) (レス) @page3 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 最高の一言に限る。まじで好きなキャラばっかりって最高。まじ最高〔大事だから三回〕いやー。最後のクロロ切な恋って感じがほんとに最高でした。そばにいるのに届かない、好きなのに伝えられない。青春の様で簡単な言葉で表せない感じ。 結論【この小説最高】 (2020年11月17日 19時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
天野桃介 - クッキー大好き!さん» コメント、リクエストありがとうございます!!!私なりのヤンデレ聞いてみます!しばしお待ちください!! (2019年4月20日 12時) (レス) id: 3cfbb38bf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天野桃介 | 作成日時:2017年9月3日 17時