任務 ページ20
校庭にて。
1年生の皆で訓練をしつつふざけ合っていると、そこに五条先生がきた。(私は休憩中)
五条「みんな、緊急事態なんだけどいい?」
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釘崎「……え?」
恵「本当ですか、それ」
五条「ほんとほんと!結構やばくてさ〜」
休憩から戻ると、なにやら深刻そうに皆が話していた。
私「どうしました?」
釘崎「…あっ!!Aいるから余裕じゃない?」
五条「でもAちゃん連れてっちゃうと、呪力に怯えて呪霊達が隠れちゃうからなぁ…」
私「?????」
何の話かわからず、頭にはてなマークを浮かべていると、五条先生が説明してくれた。
五条「えっとね…」
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私「特級一体、一級三体、二級三体……えげつないですね」
五条「そうなんだよねぇ。」
虎杖「呪力でバレるなら、Aの術式で呪力を隠す空想すればいいんじゃね?」
私「なるほど!!」
五条「できそう?」
私「ちょっとやってみます!」
私「…術式展開『空想実現・自制』」
術式を展開すると、体の周りにあった呪力の気配が無くなる。
しかし…
私「…うわっ」
隠れたはずの呪力が弾けるような音を出し、また気配が現れる。
私「あれ?さっきは隠れたんだけどな…」
伏黒「…上手く空想できてないんじゃないか?」
私「んー…そうかも」
釘崎「えぇ…急がないとまずいわよ」
虎杖「俺たちだけ行くのはやばいだろうしな…」
私「ごめん、もっかい…」
先程と同じように術式を展開するが、上手くいかない。
私「なんで…?」
釘崎「術式を上手く使う空想すれば?」
伏黒「空想がちゃんとできてない状態でそれやっても意味ないだろ…」
釘崎「うっさいわね!じゃあどうしろってんのよ」
釘崎と伏黒が言い合いをしていると、先程から何かを考えていた五条が前に出た。
五条「まあまあ落ち着きなよ。
呪力は目に見えるものじゃないから、見えないものを隠す空想なんてできなくて当然。
Aちゃんは膨大すぎる呪力が溢れ出てるわけだから、体内に吸収する空想をすればいい。」
虎杖「でも溢れ出てるってことはもう入んないんじゃないですか?」
五条「無意識に出てるだけかもしれないし、物は試し!やってみてよ」
私「わかりました!!」
私(呪力を吸収…)
私「術式展開『空想実現・自制』」
体から溢れていた呪力が体内へ吸収される。
私「わ…ちょっと圧迫感あるけど…できました!!」
つづく。
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フランとベル - 設定そのままでいいと思います!罪悪感って言いますけど、投票が上がって作者的には嬉しいのでは??だって投票の分、皆さんに応援されてるんですから (2021年8月18日 11時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - 胡蝶 恵さん» 170票が171票になった幸福感がヤバいです!!ありがとうございます!!! (2021年4月12日 0時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵(プロフ) - 170票を171票にした罪悪感がヤバい。応援してます! (2021年4月8日 12時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO!さん» 不定期更新ですが頑張っていきます!!嬉しいです(´;ω;`) (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
Liz(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO!さん» 160票が161票になった幸福感!!ありがとうございます泣 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 92755e622b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Liz | 作成日時:2020年11月16日 7時