ガラスが47枚 ページ2
記者side
Aさんが試合を終えてお茶会をすると聞いてついてきてみましたが…どうやら順調に馴染んている様子。
今はAさんへ質問タイムになっています。数々の質問にAさんは丁寧に答えているところです。私も記者として、探偵としてちゃんとどんどん訊いていかないと。
記「そういえばドイツの工房で働いていたと聞きました。」
『はい。そうです。』
記「どうしてそこで?」
調べる限り、あまり有名でない場所。腕がかなり良いと聞くし、外では他の工房からのスカウトもあったとか。それなのに何故?
『お父様の知り合いが工房長で。信用できるからって紹介してくれたんです。』
Aさんの父親…。殺人事件の容疑者にされたという方ね。
あらゆる手で調べて事件の詳細も何も出てこなかったけれど…どういうことなのかしら。
『給料もそこまで高くないけれど、皆優しい人達でとても楽しい職場でした!』
…本人に訊くのはやめた方がいいわね。とても明るい笑顔…ここに来るほどの理由があるとは思えないくらいに。
庭師のエマ・ウッズさんや曲芸師のマイク・モートンさんとかもそうだけど…明るい笑顔を絶やさない人がこの荘園にはいる。こんなに殺伐としているのに。
エマさんやマイクさんの大体の原因は分かってる。Aさんはどうなのかしら…。
芸「Aはんはインドの出身やねんな。インドではどないな料理を食べとったんかいな?」
インドの料理…荘園ではあまり出ないわね。
『ご飯系だと有名なのはサンバルですかね。
うちでは迷ったらこれでいいかみたいな感じで出てました。』
踊「スイーツはどんなのがあるの?」
『キールとかかな…。』
キール…確か、お米のプリンみたいな感じだったかしら?
血「食べたことないわ!今度作ってくださる?」
『はい!料理はあまりしないけど…上手くできたら。』
自信が大分なさそう。
医「皆で作ってみましょう?新しい料理が増えれば皆喜ぶと思うし。」
『ありがとうございます!』
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作者名:飴の子 | 作成日時:2025年6月17日 19時


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