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『(これに書いてこっそり渡せばいいのか…！)』
私天才か？いやモブだから凡人なのだけともと浮かれるあまり自分につっこんだところで思い出す。私書くものもってねぇ…！
いや、待て。さっきウツ様はペンを持ってた筈。
『…ウツ様』
ut「なんや、ついに僕とデートに行k『ペン持ってます？』…持っとるけど」
貸してください、と言うと変な顔をして渡された。すまん、一介のモブに話しかけられたくないよな、と心の中で謝りながら受け取る。
ちなみに、ウツ様は私の横に立ってます。
ゾム様とか他の人達は自己紹介で聞こえないのか、此方に気付いてない。
何故なら今自己紹介してるのがロボロ様だから。あの人コネシマ様に次いで煩いっていうプロフィールをお持ちですからね。
ウツ様から借りたペンで、ウツ様にもらったメモの、彼の連絡先の部分に線を引いて消す。これでノーラさんに連絡先の部分しか見られなかったら困るからね。
そしてメモを裏っ返して、“目上の相手、特に五大貴族や王太子などには様をつけないと失礼に思われますよ”と書く。
そう、彼女は誰に対してもさん付けをする。いや、それは全然良いことだ。彼女私に対してもさん付けしてたし。
だが、五大貴族や、王太子のグルッペン様相手となると無礼に思われる。
平民は知らなくても当然なんだけどね。
それを片手にさりげなく立ち上がり、自己紹介をしているノーラさんの髪に触れる。
『ごみ、ついていましたよ』
そう言うと同時に他の人にバレないように紙を渡す。
no「あ、ありがとうございます」
彼女はそれに視線を通してから、驚いたように目を見張った。
no「あの、グルッペンさん…じゃなくて、グルッペン様。す、すみません…！ちゃんと様を付けて呼びます…」
gr「…まぁ分かったなら良い」
kn「チッ、やっと気付いたんか」
no「す、すみません…」
sha「ノーラはちゃんと謝ったからええやろ」
no「シャオちゃ…シャオロン様」
sha「“シャオちゃん”でええよ」
no「シャオちゃん…！」
kn「気色悪っ」
難しい顔をするグルッペン様、苛ついたような表情を見せるコネシマ様、ノーラさんにデレデレなシャオロン様…。
そしてそれに対して多種多様な表情をする他の方達。
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なな - この話面白くてすきです！ (2021年7月19日 9時) (
レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
なな - こ (2021年7月19日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
タラコ - すみません。42話のところの『''和食''は存在しないけど、、、』のところ和食と日本食逆になってると思います！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: d000e7e9d5 (このIDを非表示/違反報告)
むっちゃい - モモさん» 有難う御座います！本当だ、急に話がとんでしまってますね…ご指摘有難う御座います！更新コツコツ頑張らせていただきます。 (2021年1月24日 9時) (レス) id: d7c3fd666c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めっっちゃ好きです…！36話から42話になってますよ！更新頑張ってください！！ (2021年1月23日 9時) (レス) id: 822858a868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年1月8日 16時
