どうやら私はさつきに敵対視されてるようです。【黒子のバスケ】

第36Q ページ37

次の日の朝のことだった。



携帯にメールが来ていた。


さつきからだった。



文面は今日の朝屋上に来てくれない？だった。



ん？なんだろう？



今日の朝は特に何も無いな。


私はいいよと送り返した。



なんか話でもあるのかな･･･




ちょっと気にしながらも、トースターからパンを取り出して、イチゴジャムをつけて食べる。




いつも通りの朝を送って家を出た。







▽▲▽▲▽▲




屋上は一段と寒かった。



2月に屋上に来る人なんていないよ･･･



完全防寒で向かっても、吹き付ける風に身震いする程だった。



『さつき、手短にお願い。寒すぎる。』



桃「うん･･･」


さつきが真っ直ぐ私を見つめる。
その目は私を睨んでいるようにも見えた。



とてつもないことが起きそうな気かする、のは私だけだよね？



桃「単刀直入に言う。







Aはテツ君のこと、どう思ってるの？」





はい？



どう思うって･･･



『ただの友達だけど？』



前も言ったよね？と言うが、さつきは何も言わずにさらに問いかけてくる。




桃「それじゃ、今ここでテツ君のことは好きにならないって約束してくれる？」




さつき、どうしたの？




『うん？もちろんするよ。』




桃「分かった･･･」





そのとき、強い風が吹いた。









桃「でも、私はAが私の恋を応援してくれるとは、思ってないから･･･」









『へ？』

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