第163Q ページ2
2人に別れを告げた後、テツヤと大我を探しに来ていたことを思い出した私は、急いで思い当たる場所に向かうと、もう既にそこには誠凛全員が揃っていた。
まさに伊月先輩が私に電話していたところで
もちろんリコ先輩に怖い笑顔を向けられ、単独行動禁止となった、トホホ
携帯のバッテリー皆無になってたのが悪いよ!!?
そんなこんなで、WC出場がかかった予選は無事(?)終了したとさ。
▽▲▽▲▽▲
数日後
「「えっ!?温泉!?」」
リ「そ。」
屋上に呼び出された我々バスケ部は、突然の話にぽかんとしていた。
リ「クラスメイトで親戚が旅館をやってる子がいるの
今はシーズンじゃないし、格安でいいんだって」
リコ先輩の「今週末は温泉よ!」の声で始まったこの話。
リ「WC予選の連戦で疲労も蓄積してるし
おお!!!!
温泉好きの私にはこれ以上ない、いい話だ!!!
かくして、温泉旅行に行くことになったのである。
▽▲▽▲▽▲
『先輩!私先に行ってますね』
同室のリコ先輩より一足先に女の湯まで来た私は、さっ、と服を脱いで浴室の扉を開けた。
ぶわっと冷気が流れ込み、私は身を縮めそそくさとシャワーを浴びたのだった。
やっぱり冬は寒いねぇ・・・。
なんて考えながら、髪の毛も体も洗い終えた。
私が湯船に浸かろうと立ち上がったと同時に、先程までそこできゃっきゃとはしゃいでいた女子大学生が脱衣所へと戻っていく。
さっき、フロントで見かけた時に思ったけど、私もいつか友達・・・さつきと温泉旅行とかしたいなぁ
そしたら、キセキのみんなも一緒がいいなぁ・・・、前みたいな雰囲気だったらいいけど
貸切状態の湯船に体を沈めると、全身に熱が伝う。
白い息を吐き出すと、力が抜け自然と頬が緩んだ。
あー、最高ー
と、何やら男の湯と隔てている竹垣の向こうから声がした。
もしかしたら、先輩たちかも、と思い声をかけるためにそれに近づいた。
いや、違ったらどうしようか。
うーん、と悩んでいると、向こう側から叫び声が!!!!?
えっ!!?何事!!!!!と思ったが、すぐにしん...となったので余計にきになる!!!!
だから思わず声を上げてしまったんだ。
『あのー!!大丈夫ですか!!!!?』
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涸萌佳雨(プロフ) - ぱーぷる姫さん» コメントありがとうございます><落ちについては、もう既に決めているのですが、正直どっちも捨て難く、また迷い始めてます笑笑しっかり読んで考えてくださって感謝です!最後まで見届けてくださると嬉しいです^^/ (1月13日 2時) (レス) @page30 id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - 初心者です!さん» コメントありがとうございます!シリーズ1からいらっしゃいませ!楽しんでもらえているようで何よりです><ゆっくりですが更新進めておりますので、これからもよろしくお願い致します〇 (12月19日 14時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷる姫(プロフ) - シーズン1から読んでいたら、青峰落ちもいいな!と思ってしまいます… (12月19日 13時) (レス) @page5 id: 4d7ac923b9 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - シリーズ1から来てます!すっごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (12月17日 15時) (レス) id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
涸萌佳雨(プロフ) - あーちゃんさん» コメントありがとうございます!!応援の言葉励みになります;;これからもよろしくお願い致します>< (12月1日 10時) (レス) id: be90f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2023年1月13日 21時