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第104Q ページ28

道中で青峰と別れた私は、迎えに来てくれたテツヤと、彼に漫画本を返しに来ていた光樹と学校へ向かった。


あんなに時間ギリギリ!と思っていたけど、その時にはもう既に余裕すら持てる時間で、遅刻することせず到着できたのだった!ふぅ!!



体育館に着くと、私は直ぐに練習の準備を始めた。

すると、そこにおずおずと光樹が近づいてきたのだ。


『どうか、した?』


微妙な距離感で、ちらちらと私を見ているので、耐えきれなくなり戸惑いつつも声をかけた。光樹は、私が気づいてないと思っていたのか、ビクッと肩を振るわせる。



光「あっ、いやーー、そのぉ・・・」

さっさと言いなさいっ!

光「今朝の人って、もしかして彼氏?」







・・・はっ!?




光樹の言う、今朝の人、とは青峰のことに違いない!



『いやいやいやっ、違う違う!』



彼氏、というワードに恥ずかしさを覚え、思わず大きな声で叫んだのが仇となる。先輩方が、なんだなんだ、どうしたどうした、と私たちの周りに集まってきたのだ。


小「何かあったの?」


小金井先輩、、純粋無垢に聞いてこないで・・・?


光「今朝、Aの家に黒子と行ったら、上裸の男といて・・・」


光樹も躊躇いもなく答えるなっ!!!?


瞬間、先輩方の驚愕の声が体育館に響き渡った。それはもう、壊れるじゃないかと思うほど・・・。



小「えっ!?何!?男っ!!!!!?」
土「しかも朝ってことはお泊まりか」
小「なになに、どんな関係!?」
伊「ばか!彼氏に決まってるだろっ
彼氏とお泊まり、それに上裸・・・まさか」
日「やめろ!セクハラだっ!!」


なんかすんごい勝手に盛りあがってますが、彼氏ではないんですっ!!!!!よからぬ妄想しないでくださいっ!!!


『彼氏じゃなくて、友達です!中学時代からの友達!!』


そう言うと、先輩方と光樹は一瞬固まり、そして、なんだーとつまんなそうに、はたまた安心した様子で息を吐き出した。


でも、と伊月先輩が笑顔で私を見る。

伊「いくら友達だからって、お年頃の男とひとつ屋根の下は危ないよ?男は狼だから、何するか分からないでしょ?」

青峰は、そんなや・・・いやでも、あいつ巨乳の女の子に目がないんだっけか・・・あ、どうしよう、予備軍かも←



そんなこんなで、私の彼氏疑惑は晴れたのだった。

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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/  
作成日時:2021年9月23日 19時

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