第91Q ページ15
試合後
動けない選手らを引き連れ、とりあえず近くのお好み焼き屋に入った私たち。
会場にはいつまでも居座れないからね。
ガラリと年季のはいった引き戸を開け、店内を見回した時、見たことある金髪が視界を過る。
ん?
そしてその人がくるりとこちらを見たのだ。
「あ、誠凛だ」
その人の向かえにいた人が声を上げる。
『涼太に笠松さん!』
なんと偶然!!!
試合を見にきにていた、涼太と笠松さんに遭遇した。
リコ先輩がお店の人に人数を伝えると、席が足りないと言われたのを見ていた涼太が私に向かって言う
黄「Aっち、ここ座ったらどうスか?てゆーか、相席してもいいっスよ」
自分の隣の座布団をポンポンとたたきながらニコリと眩しい笑顔を見せる。
今からお店変えるのは厳しいからな、仕方ない。
そんなこんなで、元々涼太と笠松さんのいたテーブルに、涼太の隣が私、その隣がテツヤ、向かえが大我で座らせてもらうことになった。
笠「黄瀬、誠凛のマネージャーと知り合いなのか?」
黄「あれ、言ってなかったスか?Aっちは元帝光中バスケ部マネージャー
知り合いと何も、めっちゃ世話になってるし、中学時代もこの間も。」
笠「ふぅん、、(この間...?)」
少し、他愛もない話をしていざ注文、という時に聞き覚えのある声が店の入口の方から聞こえてくる
視線を送ってびっくり!!
そこにいたのは、緑間と高尾君だった。
なんと偶然!!!(本日二回目)
明らかに嫌そうな顔をした緑間はくるりと回れ右をして、高尾君を引連れて店の外へ出た。
まぁ、負かされた相手と同じとこで食べたくないよなとか思っていたら、2人は引き返してきた。びしょ濡れになって。
雨足が強まったせいで2人は袋のねずみ。やむを得ずここに居座ることにしたらしい。
加えて、高尾君が笠松さんと話しがしたいと引き連れて他の先席へといってしまったので、緑間は必然的にその空いた席に座らざるを得なくなったのは言うまでもない。
つまり、今私のテーブルには、テツヤ、涼太、大我、緑間がいる
なんか、このテーブル、メンツすごいな...。
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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/
作成日時:2021年9月23日 19時