日曜日6 ページ28
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ドキドキしてる間に気づけば駅前に着いていた。
野薔薇ちゃん達はもう来てるはずだけど…
あ、いたいた。
「野薔薇ちゃーんっ」
大きく手を振ると気づいた野薔薇ちゃんが手を振りかえしてくれた。
「あ、パンダ先輩もいる」
「しゃけ」
パンダ先輩を見つけた狗巻先輩はどこか嬉しそうにみえた。
「お待たせですっ」
4人と合流。
「てか、棘とAなんで2人?」
「それは私も思った」
事情を知らないパンダ先輩と真希先輩は不思議そうにあたしと狗巻先輩を交互に見た。
「えーっと…」
ん?なんて言えばいいんだろう。
部屋の前で待ち合わせしました、とか簡潔に言ったら茶化されそうだ。
特にパンダ先輩に。
狗巻先輩は「ツナツナ〜」なんて適当にあしらっている。
「たまたま…ですかね?」
あたしも適当にかわそう、そうしよう。
「たまたまねぇ」
パンダ先輩は疑いの目を向けた。
黒い斑点模様でイマイチ目は見えないけど表情がそんな感じする。
「おかか」
「棘は違うってよ」
「え?」
「しゃけ」
狗巻先輩、
自分はあしらってたくせにぃ。
「お前らいつのまに…」
「え?真希先輩なんか勘違いしてません!?」
ニヤける真希先輩に慌てて否定した。
「…おかかっ」
え?
え!?
何でそんなに目を逸らすんですか狗巻先輩。
2年の先輩達とあーだこーだ言っていると
野薔薇ちゃんの声がスッと耳に入ってきた。
「は?虎杖?」
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綾香(プロフ) - 他の作品を読みたいのですがパスワードはどこでわかりますでしょうか…? 更新楽しみにしてます! (2022年7月25日 1時) (レス) id: 4316f6d2fd (このIDを非表示/違反報告)
うっきゃあああ - 最高だ… (2022年2月9日 19時) (レス) id: 5c5eaae483 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーちゃん - つ、続きはァァァ!!! (2022年1月13日 23時) (レス) @page43 id: ee79ae4f81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 狗巻先輩めっちゃ尊いし最高です! (2021年4月9日 23時) (レス) id: 284cf36d45 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ろんさん» やらかしてました…申し訳ないです。ご指摘ありがとうございます! (2021年2月23日 11時) (レス) id: c829b03a47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめ | 作成日時:2020年11月27日 2時