〇配信者ちゃんと不在 ページ20
▽ 優夜@skpr/Bsc 様から素敵なシュチュエーションを頂きました…!ありがとうございます。
休日。心が休まる随一の日である。
まぁ、学生は休日など関係なく勉強をしなければならない時もあるが…私は課題を終わらせた。偉い。我ながら偉い。
課題も終わったし、テスト勉強…は、別にいいか。
いや、よくないだろ!と一人ツッコミをしながら、ましろさんの仮住居へ行こうと考える。
ボディバックを手に取り、スマホと財布、イヤホンをその中に入れる。さっき財布の中身をちらっと見たが、野口英世一枚は流石に冗談……見なかったことにしよう。
親に行ってきまーす、と声をかけて、玄関から出る。
風が私を少しくすぐった。
ましろさんの仮住居。普段通り、ドアノブを回そうとした、が…手をかけて回すと、がちゃん!とノブが勢いよく元の方向に帰っていった。
…鍵かけてるのか。
ましろさんから頂いた合鍵を仮住居のノブに差す…あれ、普段ましろさん鍵かけてたっけ。
防犯意識が高まったのかもしれない。
今度こそ、かちゃり、とさっきと比べ優しい音がして、ドアが開く。
「ましろさーん、来ましたよー…今日も配信、あれ?」
普段はましろさんが「来てくれたの!やった、今日もよろしく!」とハキハキ言ってきたり、「楓〜!!」と抱きついてきた時もあった。
流石に後者はとにかく驚いた記憶が…。
でも、今、この仮住居にはましろさんの姿も、気配もなかった。どこかに隠れているのか?
試しにましろさーん、かくれんぼはしませんよー、と声を少し大きくして言ってみるが、静寂しか帰ってこなかった。
え、なに、え?ここ仮住居だからてっきりいるかと思ってたのに…珍しいな、いないなんて。
連絡を取ろうとすると、スマホに通知が一件来ているのに気がついた。
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優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 零麗さん» 名前は大丈夫ですよ!書いてくださり有難うございます! (2021年10月9日 1時) (レス) @page21 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
零麗(プロフ) - 優夜@skpr/Bscさん» わわ、素敵なシュチュエーションありがとうございます…!書かせていただきます!また、大好きとお言葉を頂けて嬉しい限りです!これからも頑張っていくので、よろしくお願いします…!! (2021年10月8日 7時) (レス) id: 85454a74f4 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@skpr/Bsc(プロフ) - 配信者ちゃんが風邪引くシチュとか、親友と配信者ちゃんがばったり会うシチュはどうですか…?楓が「あれ、配信者ちゃん来てない。珍し」って心配するとか…。あ、すみません、この作品大好きです、頑張ってください! (2021年10月7日 22時) (レス) @page19 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零麗 | 作成日時:2021年9月18日 17時