検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:509 hit
体を打ち付けるような強い雨が降っている。
足元には、最愛の兄の亡骸。
目の前には、ナイフを持った母親。

『…な、に…してる…の…?……お兄…ちゃん…?』

酷く冷たく、(あけ)に染まった兄の手を握る。

『お兄ちゃん…死な…ない…よ、ね?大丈夫だよ…ね…?』

兄は何も言わず、いつもの優しい笑顔を私に向けた。

『…嫌…だよ!…独りにしないで…!』

兄「…ごめん…ね。沢山、我慢…させて、ごめん…大…好き、だよ」

最後にもう一度、いつもの優しい笑顔で微笑み、兄は眠った。永遠に。

私は母を見上げる。

母は今まで見た事ないほど悲しそうな顔して、まだ兄の血が着いたナイフを、自分の首元に当てている。

私が言葉を発する前に、辺りに鮮やかな血が飛び散った。


これは、最悪の物語執筆状態:連載中



おもしろ度の評価
  • Currently 10.00/10

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , ホークス , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青梅雨 | 作成日時:2021年3月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。