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緑 side
ヤスが急に居住まいを正して。
何を言う気なんやろ。
「横ちょ、あのな。おれ、あほやから上手いこと言われへんけど」
「何やねん、急に。びびるやんけ」
向こうで、横山くんの焦る顔が容易に想像出来て…笑える。
横山くんには悪いけど。
「信ちゃんのこと、大事にしたげて？」
「ヤス？」
「信ちゃんが不安にならんように、優しくしたげて？」
「ありがとうな、ヤス。お前はホンマにええ奴やわ」
…え？
ヤスは、ひっついて聞いてる俺に助けを求めるように俺を見る。
いや、俺も判らんし。
と俺も頭を振る。
「信ちゃん？！」
「あれから色々考えてな、やっぱりウジウジしとんのんは、オレらしくないからな…って」
「信ちゃん…さすがやな」
「心配かけてごめんな。ほんでな、ヤス、おーくらに替わって？」
…え、俺？
ヤスはオレにスマホを渡す。
そのまま、ヤスは席を立つ…どうやらトイレに行ったみたい。
「もしもし、聞いとったか？」
「うん」
「泣かすなよ」
「当たり前や、泣かせへんよ」
「泣かしたら、オレのもんにすんぞ」
「え？ちょお、何言うてるん、信ちゃんには、横山くんおるやん！」
「…ヤスのためなら、ヨコには泣いてもらうわ。それぐらいの覚悟持ってんぞ、オレは」
「こっちかて、それぐらいあるし！！何年側におったと思てるんよ！それにな！」
俺は、大声で続けた。
「誰よりも、俺の方がヤスのこと好きやわ！」
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
