�� ページ17
青 side
しぶやん、悪い顔してる。
ちょお、待って、何を言う気？
「お前、…ヤスの彼氏やん」
ちょ、それは。
なんぼなんでも、ここでそれを言うのは…って思ったおれが、おーくらの方を見る前に。
「…彼氏ちゃうし。何言うてんの」
おーくら、即答した。
…。
…。
…。
そうやんな。
やっぱ、そうやんな。
どんな顔して言うたんやろ。
そんなん聞いたら、おれはおーくらの方を見れなくなって、俯いた。
「遅れてすみません、不肖丸山、ただ今、到着致しました〜！」
マルが控え室に入って来た。
そうや。
全員揃ったから、仕事始まるやん。
いつもみたいに、挨拶せんな。
「…マル、おはよう」
あれ…マルの顔、ぼやけてる。
なんで？
「しょうちゃん？！どないしたん？」
マル、めっちゃ吃驚してる。
「あんな、なんか…マルの顔、ぼやけてる」
「そら、そんなに滂沱したら！何があったん？」
滂沱…？
おれ、泣いてなんか無いで？
「ちょ、どしたん？な！誰か教えてや！」
「知らん…逆さ睫毛ちゃうんか？」
しぶやんが、面倒臭そうに答えると、
「お前、見たれや」
りょうもそれに倣うように、マルに投げた。
「ちょっとぐらい抜けても大丈夫やろ…医務室、行った方がええんちゃうか。言うとくわ」
信ちゃんまで引き継いで…おれはマルに抱えられるようにして、廊下に出た。
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
