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緑 side
りょうちゃんに引き摺られて、メンバーだけの意味不明な飲み会に連れて来られた。
テーブルも別でも、ヤスがチラチラこっちのテーブルを伺ってるのは判った…俺もヤスのことを見てたから。
ヤスは基本、食べるばかりだけど、時折マルや信ちゃんが笑わせていた。
…笑ってるんや。
だったら、ええわ。
泣いた顔は…もう見たくないもんな。
それに比べて、こっちのテーブルは騒がしい。
りょうちゃんの新しいドラマの共演者の、あの小さいお母さんみたいな子の話で盛り上がってる…主に横山くんが。
「コレ、オフレコばっかりなんやけど」
人見知りのくせに、りょうちゃんも色々知ってて。
「ぁあ、そいでか。なんか、お母さんみたいな子やな思たん」
「ちょ、お前いつの間に…」
横山くん、なんでそんなに羨ましそうにするん？
「来る前な、なんか話ししてたで」
とりょうちゃんがいらんことを答えた。
「なんか、人生の一仕事終えたはるな」
信ちゃんが、呟いた。
その背中は、横山くんに預けている。
なんとなく、しんみりして、今日の飲み会はお開きになった。
と。
俺は思っていた。
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蒼乃碧(プロフ) - mimiajioveさん» コメントありがとうございました！ようやく移行完了でございます！良かったらまた読んでやってくださいませm(__)m (2018年7月19日 15時) (
レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - シヨウヨ2楽しみです！頑張ってください！ (2018年7月11日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃碧 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月3日 8時
